前回の記事の続きです。
私も参加しているフィンランドセンター編み物クラブのグラニースクエアプロジェクトの作品、
さっそく展示観てきました。
おぉおおおお、会場に花が咲いたかのような巨大グラニースクエアがお出迎えです。
パネルでは、
フィンランドの風土に根付いた手仕事の伝統と教育、
編み物によって得られる健康上の利点やウェルビーイングの向上について、
それに、コミュニティの場としての精神を受けつぐ当編み物クラブの紹介がされています。
マリメッコのファブリックの台には、デザイン、建築、文学、旅など、
フィンランド文化についての東京都立中央図書館所蔵の書籍も手に取れるようになっています。
センターのウィルヤネン所長は美術史の博士号をお持ちで、
編み物クラブでは毎回、
キノコのサンドイッチやシナモンロール、カルダモン入りのコーヒーをいただきながら、
フィンランドの芸術や文化のレクチャーが行われます。
特に先進的な女性の社会進出や、フィンランドのパワフルな女性についてのプレゼンテーションは
大変印象深いものでした。
編み物をしながらこうしたレクチャーを受けるうちに、
フィンランドが、7年連続で世界幸福度ランキング1位となった背景には、
ウェルビーイング先進国ということもあるのではと思うようになりました。
それも、編み物クラブを特別なものにしています。
毎回、私たちは、そのちょっとしたハッピーのかけらを持ち帰っています。
さて、グラニースクエアプロジェクトですが、
私の小さなグラニースクエアも2か所、参加しています。
あ、ありますね!
一つはムーミンパパをイメージした毛糸で編んでいます。
もう一つは、見ればおわかりかと思います。平和への願いを込めました。
先日、みんなでつなぎあわせたときの動画も会場で公開されています。
完成したときに所長から急に「Hinako, Say something!」と言われ、
ウェーブをやろうと言ったつもりが腕をうねうねさせる謎のタコダンスになって、
みんなで踊ってるシーンは必見(?!)です。
新緑の季節、お散歩がてらお出かけください。
名称:「フィンランドのクラフト、伝統とウェルビーイング」展覧会
会期:2024年5月14日(火)~6月5日(水)10:00 – 20:45 (土日祝は17:30) 5月17日(金)休み
場所:東京都立中央図書館4階 企画展示室(東京都港区)
https://www.library.metro.tokyo.lg.jp/guide/central_library/index.html
最寄り:広尾駅、麻布十番駅
入場無料
主催:フィンランドセンター(FIJ)
FIJインスタ https://www.instagram.com/finstitutejapan/p/C6vEXByLiC4/?img_index=1
新緑の有栖川公園と都立中央図書館と