フィンランドセンター編み物クラブによる「グラニースクエアプロジェクト」が東京都立中央図書館内で展示されます

私も参加しているフィンランドセンター編み物クラブによる
「グラニースクエアプロジェクト」の作品が、
東京都立中央図書館内で展示されます。

私は、2020年からフィンランドセンター(FIJ)の編み物クラブに参加しています。
展示が突然2つも休止になってしょんぼり暮らしていた私は、
コロナ禍でもオンラインで開催されたクラブと、FIJのウィルヤネン所長に大変助けられました。

さて、このプロジェクトは数年前からクラブで取り組んでいて、
メンバーが持ち寄ったグラニースクエアをつなぎあわせて巨大なブランケットを作るというもの。
先日、みんなでつなぎ合わせました。その様子がこちら。

この春、私が編んだグラニースクエアもちゃんと巨大ブランケットに入っています。

前回の様子はこちら。
2021年のクリスマス時期に、フィンランド大使館敷地内のメッツァパビリオンでおこなわれました。

2021年振り返り

その時の私のグラニースクエアはこちら。
これに使用した毛糸は、フィンランドの毛糸メーカーNOVITA社と
フィンランドの代表的な児童文学『ムーミン』とのコラボ商品で、
「ムーミンパパ」をイメージしたものです。
クラブのスポンサー企業のNOVITA社から提供された毛糸で、
青と白でフィンランドの国旗の色なのもぴったりだなと思って編みました。

4色の段染め糸なので、
編んでいくうちにグラニースクエアの色がどんどん変わっていくのが面白いなと思いながら
編んだのを覚えています。
この糸で編むと、
糸替えしなくても自然にしましま靴下ができあがるという楽しい商品なんですが、
グラニースクエアもいい感じ。

編み物クラブではNOVITA社の担当の方がオンラインで登壇し、
フィンランドの風土にインスパイヤされた商品のことや環境問題に取り組む姿勢とか、
フィンランドの今のお話が聞けるのもフィンランドセンターならでは。

そうそう、緊急事態宣言期間はコツコツとムーミンの帽子を編んでいたのだった。
「会えないけど、その間おうちで編み物を楽しんでね」と
励ますかのように家に送られてきたムーミンの毛糸は、本当にうれしかったなあ。

Five Moomin characters get their own yarns to the Moomin x Novita collection

このプロジェクトは、このあと、またばらばらにされて、チャリティとして認知症の方のマフとして寄付される予定です。

会場では、フィンランドの編み物の歴史やデザインの書籍も紹介されるそうです。

お近くにいらした際にはぜひお立ち寄りください。
有栖川公園の緑を見ながらコーヒーが飲める1階のカフェと、
東京タワーを眺めながら食事ができる図書館5階のカフェテリアもおすすめです。

名称:「フィンランドのクラフト、伝統とウェルビーイング」展覧会
会期:2024年5月14日(火)~6月5日(水)10:00 – 20:45 (土日祝は17:30) 5月17日(金)休み
場所:東京都立中央図書館4階 企画展示室(東京都港区)
https://www.library.metro.tokyo.lg.jp/guide/central_library/index.html
最寄り:広尾駅、麻布十番駅
主催:フィンランドセンター(FIJ)
FIJインスタ https://www.instagram.com/finstitutejapan/p/C6vEXByLiC4/?img_index=1


本当に余談なんですが、図書館のある有栖川公園は、私が生まれた病院の隣りにあって、
定期検診に来たついでに遊んだり、妹も生まれたので母のお見舞いに行ったりと、
私には子ども時代の思い出とともにある懐かしい場所なんです。
森のように大きな木があって、小川が流れていて、虫取りもできるし、いい公園です。
ちょっと坂がきついですけどね。