2017/03/14
おすすめ投稿

「TOKYO/JAPAN -JAN 2017- 」に掲載されました

フォトマガジン「TOKYO / JAPAN  -JAN 2017- 」(2017年3月発行)に写真作品7点が掲載されました。2017年1月中に東京で撮影された写真を集めた写真集で、35名が参加しています。A5サイズ、厚さ5mm、全56ページ、1080円(税込)。

代官山蔦屋書店や発行元のONLINE STORE、AMAZON等にてお求めいただけます。

正直に言うとちょっと恥ずかしい、でも私のデビュー作だ、出版されてとても嬉しい。撮影場所は、恵比寿ガーデンプレイスの映画館、新橋駅前、武道館、個人宅。

どんな風に書棚に並ぶのか、まだ発行前だというのに居ても立ってもいられず先日、代官山TSUTAYAに行ってしまいました。


「TOKYO / JAPAN 」は、刻一刻と変化していく大都市「東京」の姿を記録する参加型ドキュメンタリー写真集 EINSTEIN STUDIO 発行

■EINSTEIN STUDIO online shop
http://einstein.onlinestores.jp/

毎月発行されるため他の号もあるのでご注意ください。他の号には参加していません。

■amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/B06XKKVXBM/ref=pd_sbs_14_t_0?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=A10WDKQS95P90FCR0WCA

■代官山蔦屋書店
http://real.tsite.jp/daikanyama/floor/shop/tsutaya-books/

■私の手許にもありますので、1080円/冊でお分けいたします。送料はサービスします。銀行振込手数料はご負担ください。メールもしくはcontact よりご連絡ください。

2017/04/10

最初で最後のチャンス逃す

村上春樹が東京でトークをする。東京では最初でおそらく最後だろう。抽選に漏れる。がっくりした。2017/4/27 新宿紀伊国屋にてだった。

☆アナログハイパーリンクな読書

村上春樹『村上春樹 翻訳(ほとんど)全仕事』

→トークイベント「本当の翻訳の話をしよう」

2017/03/26

「TOKYO / JAPAN -JAN 2017- 」掲載の写真作品7点 作品解説

掲載作品の撮影場所は、以下の通り。
-恵比寿ガーデンシネマの化粧室 2点
-東京武道館 清水ミチコライブ会場 1点
-個人宅にて誕生パーティ 3点
-JR新橋駅 1点

久しく私は「lost myself」の状態にあり、自己をどのように確認するのかを制作の基軸にしている。最近、視る自己と視られる自己をテーマに鏡に描く作品を制作しているが、本作においても従来と同様の問題意識で制作した。私にとっては制作行為が「finding myself」そのものである。

恵比寿ガーデンシネマの化粧室は特徴的な内装である。控室のような電球と円形の鏡が置かれ、化粧直しができるようになっている。周囲には、往年の映画スタアのブロマイドが額装されている。あたかも映画関係者になったかのような雰囲気がある。

もう一角では、映画スタアのブロマイドの隣りに、同様の額の中に鏡がある。鏡に映る自分の姿と、映画のワンシーンとを並べて見ることになり、視ると視られるが交差する場になっている。

 

東京武道館はその日、他人になりきる芸を披露する清水ミチコのライブ会場であり、その看板が見える。自分が他者になること、思えば不思議なことである。ライブでは小池都知事、ユーミンが「登場」し、作曲法モノマネで椎名林檎など。単に似ているモノマネを越えて、その人ならこういうこと言いそうだ、実は本心はこうなのでは、と批判的な視点を提供している。

現代において誕生日とは個人に固有のものの最たるものではないか。個人特定が可能なものであり、他人にとっては何でもない日が本人にとっては一年で最も特別な日。独立記念日、終戦記念日、災害・事件の起こった日といった国や地域にまつわる日はコミュニティ共有の記憶を呼び起こすが、誕生日とは実に個人的なものだ。それを本来無関係の他者が祝う行為。ケーキ、プレゼント、パーティのあとで持たされるお土産etc.。

 

新橋駅。ちょうど赤瀬川原平の本を読んでいて、本の中の場所と私が今いる場所が同じであることに気づく。内科画廊はもうないが、「あのな、ここは馬券売ったり、いろいろシゴトの場所だからな」と言われるここでは今も車券が売られている。本の中のことと実在の自分が交錯した瞬間。

 

 


「TOKYO / JAPAN -JAN 2017- 」:2017年1月中に東京で撮影された写真を集めたフォトマガジン 35名参加、A5サイズ、厚さ5mm、全56ページ、1080円(税込)。

「TOKYO / JAPAN 」は、刻一刻と変化していく大都市「東京」の姿を記録する参加型ドキュメンタリー写真集 EINSTEIN STUDIO 発行

【取り扱い】
■EINSTEIN STUDIO online shop
http://einstein.onlinestores.jp/
毎月発行されるため他の号もあるのでご注意ください。他の号には参加していません。

■amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/B06XKKVXBM/ref=pd_sbs_14_t_0?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=A10WDKQS95P90FCR0WCA

■代官山蔦屋書店
http://real.tsite.jp/daikanyama/floor/shop/tsutaya-books/

■私の手許にもありますので、1080円/冊で販売いたします。送料はサービスします。東京三菱UFJもしくはゆうちょ振込、振込手数料はご負担ください。メールもしくはcontact よりご連絡ください。

2017/03/21

タイ、新潟、ブラジルをつなぐもの

レヴィ・ストロース『悲しき熱帯』をフウフウ言いながら読んでいる。課題図書として読んでるから、捗らない。やになった頃、スカイランタンを先住民の集落でやってみせたという記述。それを足がかりに、落とされないようにしがみついて読もう。ようやくおもしろいところにさしかかってきたようだ。
レヴィ・ストロース『悲しき熱帯』

☆アナログハイパーリンクな読書

構造主義→レヴィ・ストロース『悲しき熱帯』←作家のMさん、津南町雪まつりスカイランタン←映画『プール』

本当に最後は星のようになった 新潟県津南町にて

2017/03/20

父のこと

昨日、映像について勉強していたら、手法の一つにモンタージュ、例として『戦艦ポチョムキン』がある、という記述を見る。その瞬間亡父のことを思い出した、父は大学時代、まさにエイゼンシュタインのモンタージュ論を学んだと言っていたから。

王様が一人で食べきれないほどの豪勢な食事をしているシーンの次に、大勢の人が少ない食糧を分け合って食べるシーン。明確に示さずとも視聴者はそこに世の中の理不尽さを見、ロシア革命の背景が暗示される。

ああ、そういうものだったのかと知る。オデッサの階段のシーンが代表例だという知識だけを持っていたから。

そんなことを学んでいることが嬉しくもあり、寂しくもある。もっと話したいことがあったし聞きたいことがたくさんあった。

☆アナログハイパーリンクな映画

父→エイゼンシュタイン『戦艦ポチョムキン』

2017/03/16

刑務所つながりの映画とパン

わたしは映画『刑務所の中』が好きだが、それならこれも?とウェブがすすめてきたのが『塀の中の中学校』という映画である。あまり期待もせずあらすじとスタッフを見たら、脚本が内館牧子とある。先日、講演に行って、話がおもしろかったのでさっそく触れられていた『夢を叶える夢を見た』を夢中で読み終わったところだったので、これは何かの縁だと思い、ただもう夜更けだったので寝る前に少し観て明日続きを見ようと軽い気持ちで観始めたところ、こちらも夢中になってかえって目が冴えて眠れなくなった。

写真は家で作った「あんバターパン」。『刑務所の中』で松重豊がうまそうに食べる。。『夜廻り猫』にも出てくる。「先生、バタもね!」あんこの嫌いな妹はおいしいの?と不審顔だが、これがもうこの世の至福というべき美味。しかもママの作ったあんこだ、あーまいぞ。パパはフランスパンが好きだったねえと話す妹と今週末、世廻り猫ファンによる展覧会を観に行く。

☆アナログハイパーリンクな読書

深谷かほる『夜廻り猫』→映画『刑務所の中』→映画『塀の中の中学校』← 内館牧子『夢を叶える夢を見た』

2017/03/12

6月の展示のため新潟に下見へ

十日町では、古民家をセルフリノベーションしたギルドハウスに泊まり、ロケットストーブを見て、ハイテク無人駅の地下ホームにビビり、
津南町で、雪まつりのスカイランタン打ち上げを見て、

長岡市で、斎藤義重のレリーフを見て、

見附市で、元法務局だったというギャラリーで打ち合わせ。

雪いいな。

2017/03/10

フォトグラファー目線

フォトマガジン「TOKYO / JAPAN JAN 2017」への掲載をきっかけに、日常的に写真を撮る目つきに自動的に切り変わったのが、自分で驚きだった。「TOKYO / JAPAN 」は当月中に東京で撮影された写真を掲載するドキュメンタリー写真集だから、また2月号に応募するとしたら、と思ってこの2月の1か月は過ごした。

目がそのままカメラアイになったのを感じた。まるで見たものをすぐに録画する機能を備えたサイボーグになったような感覚。あっ、これおもしろいんじゃないか? これ東京の今として残しておきたい、そんなふうに思う。わたしが見たものが作品になる、というのは誠に不思議な感覚だ。いわば制作が一瞬でむこうから飛び込んでくる。時間も制作過程もこれまでとは真逆だ。これまでは、時間がある程度かかり、制作意図を練ってから素材手順を計画して制作にとりかかる。写真は、こちらがそういう気でなくとも、反射的に制作が脳内で完成する。あとは実際に撮るか撮らないかだ。

これが写真家目線というのか、いや、写真家を名乗るのはおこがましいか、なんとなく軽いからフォトグラファー目線と言おうか、いや、フォトグラファーもおこがましいか、とにかくそういった「写真を撮ってやるぞ」という気持ちが高まった。

これまで写真を自作として制作することには興味がなかったが、ここ最近、見ること、視ること、観ることに関心があってそれをテーマにした作品を制作しているので、写真を撮り始めたのも当然の流れという気もする。写真には技術やカメラが必要なんじゃないかと通常なら怯むところ、このフォトマガジンではスマホで撮ったのでもよいという規定が後押しした。今後写真を続けるかわからないが、こうした新しい感覚を得たことは今後の制作活動にプラスになると思った。

それで、2017年の2月中に東京で撮影された作品を集めた号にも審査通過し、掲載が決まりました。


「TOKYO / JAPAN 」は、刻一刻と変化していく大都市「東京」の姿を記録する参加型ドキュメンタリー写真集 EINSTEIN STUDIO 発行
http://www.einstein-studio.com/tokyo-japan-book

「TOKYO / JAPAN JAN 2017」(2017年3月15日ごろ発行予定)に写真作品7点が掲載されます。「TOKYO / JAPAN FEB 2017」(2017年4月10日ごろ発行予定)にも3点掲載予定です。

2017/03/04

とにかくまずは新潟に下見に行ってきます

このところ制作の話がないけど今後の予定はどうなっているんだ、と思われるかもしれないけど、ちゃんと準備していることがある。だいたい展示というのは、正式に決まってから言おうと思っていることもあるし、情報解禁日が指定されている場合もある。だけど水面下では動いているから、きっと他の作家もそうなんだろうなと思う。あちこちで活躍していてすごく忙しそうな知人の名前をコンペ入選者のリストに見て気づく、みんなコツコツやっている。

6月に新潟県でグループ展に出品する予定。それで一度ギャラリーへ下見に行ってこようと思う。何でもすぐ行くまず行くとりあえず行く。一度行くと何となく安心するし、はじめましてじゃなくて知ってる人、になる、場所も同じ。

そんな話を妹にしたら、パパもそうだったよ、高齢者向けの運転免許更新の検査が実施されるって決まってから、すごーく心配してて会場見に行ったりしてたよ、という。行ったって何の役にも立たない、とは言えないと思う。検査当日、安心材料が増えて緊張が和らぐという効果がある。言えばどういうものかちょっと見せてもらえるかもしれない、思わぬ展開の可能性だって開ける。思ったようなことが起こらなくても、なにか行動すると、次にやるべきことが見えてくる。そう思って私もギャラリーを観て、企画者の方にまずは会ってこようと思う。

2017/03/04

生きてる!と思う爽快な日

今朝は英語の勉強を計画通りに進め、時間ギリギリの電車と引き換えに図書館で本を予約して、受付の新入りのアルバイトの女子大生は初々しい接客でいっそ親切だったし、しかも目的地までは道に迷わず1分前に到着し、その間にも路面店の店先できれいなワンピースをちょっと見たりしてウキウキして、wsではちょっと褒められて、嬉しいことも参加者から言われて、反対に嬉しいことを他の参加者に言って喜ばれ、絵を教えている経験が思わぬところで役に立ち、課題は初めてなのにうまくいって手応え十分、聞きたいことを積極的に質問もして、100%の自分でいられた。そのあと、電話して会おうと思った先とは電話がつながらず、そういや海外出張だったと気づき、携帯会社のクーポンでフライドチキンをタダでせしめ、気持ちも新たにそれなら別の方法で攻めてみるかと戦法を変え、目星をつけた本屋にいくつか電話して、3つ目のお店に在庫があると言うのでさっそく行って、ひつじのショーンの大きいのがそこここにいて、店内では今度自作が掲載される写真集のバックナンバーを見て様子を探り、ふと目に止まったウォーホルの画集を迷った末思いきって買って、ついでに見かけたギャラリーで好きなデザイナーの新作を観、交通費を浮かせるために一駅分歩き、夜は講演を聞きに行った。講師の不適切な発言があったので私は堂々と不愉快さを表に出した。そのことも良かった、今まではこういうことはあると受け入れてきたが、これは間違ったことだと抗議する気持ちを持てた。

久しぶりに自分の力を発揮し、自分で意思決定し、生きる実感を得た。

帰って読みかけたら止まらなくなった『夢を叶える夢を見た』をご飯を食べながら夢中で読む、行儀なんか悪くていい。

☆アナログハイパーリンクな読書

内館牧子 講演→内館牧子『夢を叶える夢を見た』