アゲハチョウの幼虫を育ててみることにした(3)

続き。https://hinakoharaguchi.com/archives/8940

朝に夕にアゲちゃんの様子を見に行く。
調べると、やはり家で飼うほうが絶対によいとあるから、今日にもいなくなっているのではと思う。

今朝、家人が、自分も見たいどこにいるのかというので、
そのへんにいるんだが慣れてないから見つけられないんだな、と腰を上げる。
ところが、あれ、見つからない。
いつもいるあたりの葉をめくってみる。いない。いよいよか、と思う。
家人が見ぬままいなくなったかと思ったつぎの瞬間、
うむ?! 
これは、5齢だ! でた。緑の葉っぱの上に、見知らぬ緑の虫が乗っている!

わっわっどうしよう!

逃げるわけもないのに、焦る。とにかく写真だ、スマホを取りに戻る。

写真で見たとおりだ、とも思うし、意外に小さい、とも思う。
そうだ、もっと鮮やかな緑色だと思っていたのに、薄くグレーが勝ったモスグリーンで、
虫の緑、モスグリーンとは言いえて妙だと感心する。
さらにいうと肌はツヤツヤせずに乾いたような質感である。
頭でっかちである。

気持ちが落ちてついてきて、じっくり見るに、
やはり写真はサイズについては誤解を与えやすいとあらためて思う。
先入観が入りやすいのか、勝手にこんなふうだろうと思って理解している。
リアル体験のおもしろさはこうした意外な発見にあると思う。
滔々と言うことではないが、目の当たりにすると、実感がある。
色とサイズについて、脱皮したてだからか、今後もこんなものなのか、さらに観察することにする。

昨日は、黒い頭をのぞかせた写真が撮れたので、オコジョみたいだ、ヘビみたいだ、と書こうと思っていたのに、一夜で5齢になった。すっかりキャタピラもできている。

そういえば、キャタピラは工事車両や軍用車の用語だと思っていたが、もともとが、虫という意味の英語だったと知る。
ただ、アゲちゃんを観察するに、あのように、グルグルと回ることで前へ進むキャタピラとは、構造的には似ていないと思う。
アゲちゃんは前後に収縮をして前進するもののように見える。
それとも、あのように、転がり続ける虫もいるのだろうか。

転がり続けるで「A rolling stone gathers no moss.」を思い出した。
そこではたと気づいた。モスってこっちか?
さっき、まさにモスグリーンだと思ったのは、mothのほうだと思ったのだった。
だが、モスグリーンのモスは苔のmossだった。あ、苔の緑か。
虫のモスは峨だっけねとか思いながら、モスラのことなど考えたりしている。

そろそろ家に引き取る準備をせねば。
発見して7日後に5齢ということは、逆算すると3齢程度で発見したことになる。
5齢で数日すごし、蛹になる。
まだチビ助とのんびり構えていたので、急に忙しくなってきた。
大きいペットボトルは飲む予定がないので、安い虫かごを買ってみるか。

 


下、虫の写真注意。

 

 

 

 

 

 

正面から見ると、小動物のような愛くるしさ。
ヘビのようでもある。よくみると獰猛そうな面構えをしている。

 

ついに5齢。あたまがでかい。

わりと小さい。