年末の最後の最後に、サプライズが届いた。
なんと、紙わざ展の賞状!
作家名も作品タイトルも大きく書いてあって、こんな賞状いただいたの、初めて。
紙わざ展の主催企業は、タント紙を作っている会社だ。
だから、賞状の手触りがイイ!
こだわりのデザインがかっこいい!
しっかりした厚みでエンボス加工が手にここちよい紙を撫でながら、入選作品70点余りにひとつひとつ作ってるかと思うと、手をかけてるなあと思う。
賞状っていいね、
広く社会によい結果をもたらした気持ちになる。
自分一人だけでもいいと思ってなくちゃやってられないよ、というのが美術だけど、
こういうのをもらうと、素直にまた頑張ろうって思う。
やはり社会の発展に寄与したい、誰か他の人の役に立ちたいという気持ちがあるんだろう。大きく言えば、世界に喜びと発見を提供したい。だから展示する。
自分のことを書いてるけど自分をわかってほしくて制作してるわけではない、と強く思う一方で、じゃあなんで見せるんだろうとずっと考えていた。
そんなことを再確認した。
(そして、タイトルって大切だなと今さら思う。ずっとついてまわる)
カラフルなタント紙でできたカレンダーもいただいた。
幾何学模様が少しずつ透けて、大好きな駒形克己の仕掛け絵本をめくるように楽しい。
年末の最後に思いがけないギフトが届き、この一年を明るく総括してくれた。気持ちが晴れやかになる。
紙わざ展は全国を巡回します。入選作品1点が出品されます。
名称:紙わざ大賞入賞作品展29 at Pam
会期:2020年1月7日(火)~ 3月31日(火)10:00~17:00 土日祝休み 3月は土曜日も開館
場所:特殊東海製紙Pam
〒411-8750 静岡県駿東郡長泉町本宿501
TEL 055-988-1111
入場無料、見学要予約