前回、レオ・レオーニがどんなものを使ってどういうふうに『スイミー』を描いたか、わかったよね。
(前回はこちら。)
じゃあ今度は、おうちにあるものを使って、同じ技法で描いてみよう。
みんなはどんなもので、どんな絵を描く?
これは、みんなが持ってきた材料。いろんな材料が集まったよ。
きれいな絵! 《シャボン玉と雨》
これは、クリアファイルと、プラスチックケースと、ペットボトルのフタで描いた。
ペットボトルのフタは、透明感があるきれいなシャボン玉に。
こんな雨なら濡れても気持ちよさそう。
雨のところは、クリアファイルに絵の具をつけてペタッとつけると、ホラできた!
これは、「モノタイプ」というレオ・レオーニも使っている技法。
『スイミー』では、海の中はこの技法で描かれている。
ぎゅぎゅっと押したり、こすったりすると面白い模様ができる。上から別の色を重ねてもいい。
《紅葉》
この絵は、ペットボトルのフタを裏返して枯葉を表現している。
割り箸とヒモを重ねて描くと、幹になる。
あざやかに紅葉した森になった!
これは海の絵。
波は、マフラー用の極太毛糸とスーパーボールを転がして描いた。
スーパーボールはどう動くかわからない、画面の上をウネウネ動く。あっ波しぶきができた!
砂浜は、レゴのボツボツでペタペタ描いた。
段ボールは、断面を使うとこんな模様に。つなげたら、、、風車になった!
プチプチで描いた草原に、風が吹いてる!
それぞれの絵にお話がうかんできそうだね。
美術館で『スイミー』の原画を観てきたよ。どうやって描いているかよくわかるね!