芸術鑑賞WS『スイミー』と同じ技法で絵を描こう2/2

前回、レオ・レオーニがどんなものを使ってどういうふうに『スイミー』を描いたか、わかったよね。

(前回はこちら。)

芸術鑑賞WS『スイミー』と同じ技法で絵を描こう1/2

 

じゃあ今度は、おうちにあるものを使って、同じ技法で描いてみよう。

みんなはどんなもので、どんな絵を描く?

これは、みんなが持ってきた材料。いろんな材料が集まったよ。

 

きれいな絵! 《シャボン玉と雨》

これは、クリアファイルと、プラスチックケースと、ペットボトルのフタで描いた。

ペットボトルのフタは、透明感があるきれいなシャボン玉に。

こんな雨なら濡れても気持ちよさそう。

雨のところは、クリアファイルに絵の具をつけてペタッとつけると、ホラできた!
これは、「モノタイプ」というレオ・レオーニも使っている技法。
『スイミー』では、海の中はこの技法で描かれている。
ぎゅぎゅっと押したり、こすったりすると面白い模様ができる。上から別の色を重ねてもいい。

 

《紅葉》

この絵は、ペットボトルのフタを裏返して枯葉を表現している。

割り箸とヒモを重ねて描くと、幹になる。

あざやかに紅葉した森になった!

 

これは海の絵。

波は、マフラー用の極太毛糸とスーパーボールを転がして描いた。

スーパーボールはどう動くかわからない、画面の上をウネウネ動く。あっ波しぶきができた!

砂浜は、レゴのボツボツでペタペタ描いた。

 

段ボールは、断面を使うとこんな模様に。つなげたら、、、風車になった!

プチプチで描いた草原に、風が吹いてる!

 

それぞれの絵にお話がうかんできそうだね。

 


美術館で『スイミー』の原画を観てきたよ。どうやって描いているかよくわかるね!

子どものための美術館ツアー「レオ・レオーニ展」に行ってきました