椿とこの次の旅行-新春道後温泉旅行(14・完)

旅程をあれこれ考えていたときに候補に挙げたのが、今治市小島(おしま)「芸予要塞」だった。

外周3㎞の小さな島に、日清戦争当時、旧日本軍が築いた海岸要塞がある。

現在、弾薬庫跡や砲台跡が見学できる。

今治地方観光協会 https://www.oideya.gr.jp/oshima/guide/index.htm

木々が茂り無人となったレンガ積みの遺跡は、そのままラピュタの忘れ去られた世界と聞いていた。

しまなみ海道に行ってみたいというのもあったし、ラピュタは大好きな映画。

今治駅から徒歩20分、波止浜(はしはま)港から1日7本、フェリーが出航している。

だが、松山から今治へ、さらに渡船。これは半日はかかりそう、苦渋の判断であきらめた。

インスタを見たり、フェリーの時刻表をにらんだり、
何度も机上旅行をするうちに、どうやら島内に椿の道があるらしいことを突き止めた。

今の時期はきれいだろうなあ。

また今度来た時に。


松山市内を歩くと、椿の木がそこここに植わっている。

マンホールにも椿の花。

市花になったのは、

聖徳太子が温泉に来た際に、椿の木が茂って温泉を取り囲んでいて、との碑文を建てたため、とのこと。

松山市 聖徳太子の来浴 https://www.city.matsuyama.ehime.jp/kanko/kankoguide/kankomeisho/dogoonsen/rekishi/taishi.html


椿の花がモチーフになった松山市のマンホール


飛鳥の湯泉の前庭にも大きな椿の木が幾本もあり、一番盛りの花を楽しんだ。


おっこっちは満開だと思ったら、手前の椿の花は造花だった。でもおかげでいつ行っても赤い花が迎えてくれる。


市内で配布している小冊子「松山百点」

こちらの表紙もちょうど椿だった。

おいしそうな鯛そうめん。じゅる。このお店、行ってみたかったなあ。

もう家に帰ってきてしまったよ。

松山百点 新春号vol.360 https://matsuyama100ten.com/archives/3d-flip-book/360

松山百点 https://matsuyama100ten.com/