旅程をあれこれ考えていたときに候補に挙げたのが、今治市小島(おしま)「芸予要塞」だった。
外周3㎞の小さな島に、日清戦争当時、旧日本軍が築いた海岸要塞がある。
現在、弾薬庫跡や砲台跡が見学できる。
今治地方観光協会 https://www.oideya.gr.jp/oshima/guide/index.htm
木々が茂り無人となったレンガ積みの遺跡は、そのままラピュタの忘れ去られた世界と聞いていた。
しまなみ海道に行ってみたいというのもあったし、ラピュタは大好きな映画。
今治駅から徒歩20分、波止浜(はしはま)港から1日7本、フェリーが出航している。
だが、松山から今治へ、さらに渡船。これは半日はかかりそう、苦渋の判断であきらめた。
インスタを見たり、フェリーの時刻表をにらんだり、
何度も机上旅行をするうちに、どうやら島内に椿の道があるらしいことを突き止めた。
今の時期はきれいだろうなあ。
また今度来た時に。
松山市内を歩くと、椿の木がそこここに植わっている。
マンホールにも椿の花。
市花になったのは、
聖徳太子が温泉に来た際に、椿の木が茂って温泉を取り囲んでいて、との碑文を建てたため、とのこと。
松山市 聖徳太子の来浴 https://www.city.matsuyama.ehime.jp/kanko/kankoguide/kankomeisho/dogoonsen/rekishi/taishi.html
飛鳥の湯泉の前庭にも大きな椿の木が幾本もあり、一番盛りの花を楽しんだ。
おっこっちは満開だと思ったら、手前の椿の花は造花だった。でもおかげでいつ行っても赤い花が迎えてくれる。
市内で配布している小冊子「松山百点」
こちらの表紙もちょうど椿だった。
おいしそうな鯛そうめん。じゅる。このお店、行ってみたかったなあ。
もう家に帰ってきてしまったよ。
松山百点 新春号vol.360 https://matsuyama100ten.com/archives/3d-flip-book/360