FACE展2020 表彰式と内覧会に出席しました

今夕、FACE展2020 表彰式と内覧会に出席しました。

会場の「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」は、新宿西口の高層ビル群の中の一つ、このビルの42階にあります。

表彰式会場。受賞者の表彰後、入選者も名前が読み上げられ紹介されました。

その後、立食パーティ。窓からは新宿の高層ビル群と新宿御苑が見渡せます。

内覧会の様子。私の作品は、入ってすぐ右手。顔シリーズが集められた一角にあります。

 


名称:FACE展2020 損保ジャパン日本興亜美術賞展
会期:2020年2月15日~3月15日  10:00~18:00(入館は17:30まで)
月曜日休館 但し2/24は開館、翌2/25も開館
会場:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
観覧料:600円 大学生以下無料 2/29、3/1は観覧料無料
主催:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館、読売新聞社

FACE展 2020

FACE展2020図録が届きました

さっそく開封。

作品画像が載ってることを確認する。

経歴も。訂正を申し出た点もちゃんと直してくれている。安心する。

審査委員長の堀元彰氏の選評に名前が挙がり、「表現を思い切って省略し、単純化した作品」と言及されている。うれしい。

いよいよだな、という気持ちがする。緊張してきた。

まだ始まってもいないのにこんなことでどうする。体調を整えて臨みたい。


名称:FACE展2020 損保ジャパン日本興亜美術賞展
会期:2020年2月15日~3月15日  10:00~18:00(入館は17:30まで)
月曜日休館 但し2/24は開館、翌2/25も開館
会場:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
観覧料:600円 大学生以下無料 2/29、3/1は観覧料無料
主催:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館、読売新聞社

 

FACE展2020 入選作品《NOTE》 作品解説

FACE展2020の入選作品について解説を書いていこうと思います。


一瞬一瞬、心のうちに書き留めたことどもが
埋もれていったり鮮やかになったりして
我々がかたちづくられている様を表現した。


ジェッソを塗って、テキストを描き、またその上にジェッソを塗ってテキストを描いた。
テキストを透けて見せることで、記憶が堆積し浮かび上がる様子を表現した。

当初タイトルは、記憶とか声とかそういうものにしようと思っていたが、
noteという動詞に、心に留める、という意味があることを思い出した。
兆候、雰囲気、様子、声の調子、響き、話し方、態度という意味もあることを知る。
ますます作品にふさわしく思う。

タイトル「NOTE」は、ノートブックという意味ではない。
記録しようと思って書く日記でもない。
ちょっとしたメモ、
それも、紙に書かずともいつも私たちが心に書き留めているはずの覚書を描こうと思った。
飛んでいって忘れてしまうことも、何かの折に鮮明に浮かび上がってくることも、
こうした記憶の断片が集まって私たちを作っていると思う。

顔の部分は、指で一気に描いた。

《NOTE》 2019年 アクリル、インク、ジェッソ、パネル 92×162 cm

部分


下記の展覧会に出品いたします。
今の自分がやりたいことを100%出した作品が評価されたので、嬉しさ一入です。

フライヤーにはこんな記載が…。
「国際的に通用する可能性を秘めた、入選作品71点」
「今回の応募作品には、時代の感覚を捉えた、きらりと輝くものが数多くありました」
「見る者の心に潤いと感動をもたらしてくれる」
展覧会がいよいよ楽しみになってきます。

名称:FACE展2020 損保ジャパン日本興亜美術賞展
会期:2020年2月15日~3月15日  10:00~18:00(入館は17:30まで)
月曜日休館 但し2/24は開館、翌2/25も開館
会場:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
観覧料:600円 大学生以下無料 2/29、3/1は観覧料無料
主催:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館、読売新聞社

FACE展 2020

紙わざ大賞入賞作品展29 at Pam 出展のおしらせ

下記の展覧会に出展しています。お近くにお越しの際はぜひお運びください。


出展作品《IMAGINARY MAP》(90×150cm 雁皮紙、インク 2019)

染みをつけた半透明の雁皮紙にインクでドローイングを描いた作品。
タイトルは、冒険物語の空想上の地図、もしくは脳裏に浮かぶ思考を示す図解という
二重の意味をもたせています。
思考が浮かんでは消え、枝分かれしていく様子は、
できごとが起こったことを記した地図に似ています。
雁皮紙のシャリ感と光沢感、透明感もお楽しみください。

  


名称:紙わざ大賞入賞作品展29 at Pam
会期:2020年1月7日(火)~ 3月31日(火)10:00~17:00
土日祝休み 3月は土曜日も開館
場所:特殊東海製紙Pam
〒411-8750 静岡県駿東郡長泉町本宿501
TEL 055-988-1111
入場無料、見学要予約

https://www.tt-paper.co.jp/pam/event/726/

12月のWS2題 クリスマスリースとねずみのコラージュ

アトリエに来た人が、「この絵画教室用の通信、イイネ。あなたの文章がヒカッてるよー」と言ってくれたので、うれしくなって先月のワークショップについて若干表現を変えて転載。


◆フェルトボールで作るクリスマスリース

糸で縫うと聞くと、お裁縫?と思われるかもしれませんが、糸で縫われた美術作品は、古来より現代美術にいたるまで世界中にたくさんあります。平面にも立体にもなり、手作業で作品に時間性を感じられるのも特徴です。またいつかやってみたいwsです。


◆新年の干支のねずみのコラージュ

最初にレオ・レオーニの『アレクサンダとぜんまいねずみ』を参照してコラージュについて解説。「ところで、おうちに折り紙あるかな」と問うと、「いっぱい持ってる!」と元気な声。みんな箱や袋いっぱいに持ってきて、こんなのある、といそいそと見せてくれます。お友だちと交換とかするんだって!

まずアイデアスケッチをしてデザインを決め、次にキャンバスにアクリル絵の具で背景を描き、折り紙や包装紙でコラージュしていきます。

美術はどういう技法、素材を使うかも腕の見せどころ。WSは、いつもとは違う素材と技法を習う機会でもあります。今回は、キャンバス、アクリル絵の具、コラージュ技法の質感や使い心地、効果を体験します。アクリル絵の具っていつものと違う、どう違う? なんかネットリしてる! 塗ると色がきれい! その感触を深く味わってほしいと思います。


そしてね、こういう作品の先には、レオ・レオニがいるんだってことが伝わるといいなと思います。

私も作りました。うまくできたかどうかは別として、キャンバスに指で絵の具を塗るの、楽しかったです。

「FACE展2020」フライヤーと招待券が届きました

フライヤーと、表彰式・内覧会招待状と、招待券と、図録の申込書!

立派な展覧会でテンション上がるなあ!

ちゃんと私の名前も載ってるにゃ。


《NOTE》 92x162cm アクリル・インク・ジェッソ・パネル 2019

下記の展覧会に出品いたします。

名称:FACE展2020 損保ジャパン日本興亜美術賞展
会期:2020年2月15日~3月15日  10:00~18:00(入館は17:30まで)月曜日休館
会場:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
観覧料:600円
主催:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館、読売新聞社
https://www.sjnk-museum.org/program/6001.html

雪で「ギラーン!」

絵画教室中に、雪が降ってきた。

一人の子が、窓の外を指して、雪!というと、他の子も振り向く。

そのときのみんなの目が、「ギラーン!」と光っていて、笑った。

目って、本当にギラーンってなるんだね。初めてみた。

よく漫画で目の中に星が書いてあるけど、そのまんま。

キラキラよりもするどく光ってた。SFの人造人間っぽかったよ。

窓に向かって、ギラーン! みんな、ギラーン! すごいな、雪。

わたしは、もう雪なんかじゃテンションあがんないよ、つらい思い出もあるしさ、なんて話していると、家人が、え、ギラーンってなってたよ、という。ありゃあ。

「しかたがない、行くとするか」

お正月が終わった瞬間に倒れた。点滴暮らしに突入し、やっと飲み薬だけでよくなった。

点滴は時間がかかる。その間、本を読めたのが唯一良いことだった。あとはよくないことばかりで、コンペもやろうと思っていたのにできなくなったし、ほかにも予定したこともできなかった。時間とお金と体力ばかり失った。

今の若者に多いのは、「やりたくないな」「嫌だな」という気持ちがあるとできない、という人だ。(『アンチ整理術』)

わたしもそうだ。

やるべきことは、やる。しかし、やってもやらなくてもどっちでもいい、自分の胸一つ、という事柄が一番やっかいだ。やりたくないと思うと、そのやりたくない気持ちが消えるまでウダウダしていたりする。例えば病院に行くこと。

最初は点滴の効果が目に見えたし、そもそも物珍しいので、勇んで出かけて行った。だがそれも数日すると見慣れてきて億劫さだけが残った。何時にいくか自分が決めるのだが、これが決められない。毎日点滴を受けなければならないし、予約時間はなくとも病院は24時間受け付けてはいないので、最終的には「やるべきこと」に変容してきて、ギリギリになってやっと出かける。こういうやり方は精神的によろしくないと思う。

そういうときは、しかたがないな、と腰を上げるのです。この『しかたがない』が究極のツールだと思います。いやいや、しかたなくやれば良いのです。(『アンチ整理術』)

森博嗣は小説を書くことも工作も面倒だと思う、という。これにひどく驚く。好きだから億劫には感じないと思っていたし、楽しくはない、面倒だ、と表明するのは、何に対してかわからないが、罪悪のような気がした。実は、嫌いなことでもしかたなくやるものだし、好きなことも億劫に感じていいのだった。

「しかたがない」

このフレーズはわりといいなと思う。病院なんか行きたいわけがない、でもしかたないから行くんだ、そう思うことにした。

やりたいことだけ考えていると、わたしなどは何一つやりたくないから、どうなっちゃうんだろう、すぐにセルフネグレクトに陥るだろうななどと闇雲に不安になっていたが、しかたがない、とやればいいだけのことだった。

しかたがない、通院は将来の得(回復)と現在の損(時間とお金と体力の喪失)とを等価交換する行為である、と、かなり森博嗣に染まりながら通院した。

それに、スポーツは健康とは思えないし、片づけなくていいんだし、と森博嗣は自由だなと思う。こんな自由はわたしにはないものなので、読んでいるうちに何かが解放される気がした。これは言ってはいけない、思ってはいけない、と知らずに思い込んでいることがあるんだなあと思う。

☆アナログハイパーリンクな読書
吉本ばなな→森博嗣『アンチ整理術』

展示までのお楽しみ

2月から損保ジャパン日本興亜美術館で展示をする。

これまで、インスタレーションが多く、会期前日まで作品ができなかったから、つまり搬入日に制作していたから、展示直前までピリピリして、ほかにやるべきことは後回しにすることが多かった。

でも今回は平面作品なので、すでに作品は完成し、搬入も終わり、写真撮影は事務局任せ、本当に気を楽に展覧会を迎えることができそうだ。

作品を少し直すなんてことはできないし、あれをやめてこっちにするかなんて選定もしなくていいし、レイアウトも決めなくていいし、キャプションは作ってもらえるし、作品解説を作らなくてもいいし、搬出計画も会期終了日どころか会期後1か月たってから返却される! そう考えると、展示って本当にタイヘンダナア。

今は、図録に載せる作品情報や経歴の校正をしている。そう、図録も作ってもらえる!

この間は内覧会について詳細が送られてきた。内覧会! どんな感じなのかなあ、ワクワク。

のんびり展覧会を待つ、なんと楽しいことでしょう。

そうだ、この間に、WEBサイトを整理したい。

 


《NOTE》 92x162cm アクリル・インク・ジェッソ・パネル 2019

下記の展覧会に出品いたします。

名称:FACE展2020 損保ジャパン日本興亜美術賞展
会期:2020年2月15日~3月15日  10:00~18:00(入館は17:30まで)月曜日休館
会場:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
観覧料:600円
主催:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館、読売新聞社
https://www.sjnk-museum.org/program/6001.html

銅版画始めました

今月から期間限定で銅版画を習い始めた。このあいだ最初の講座だった。

その楽しさを熱のあるうちに書いておきたい。

 

奥のアトリエに案内された瞬間、何ここ―!と思った。とにかく素敵すぎる。

銅版画制作には薬品や大きな機械が必要で、瓶や大工道具がごちゃごちゃとおいてある奥には、錆色のシンクがあって、鋳物工場のような雰囲気だ。

壁には画集と本が並び、上方には額に入った絵と展覧会のポスター、ボードに貼ってある古い展覧会のチケットが色あせている。誰か作家の作品らしきものも無造作に架けてある。作業用の大テーブルには、外国映画のフライヤーが挟まっていて、クッションが重ねられた椅子に座ると、隣りでは昔ながらの石油ストーブの上でヤカンがしゅんしゅんいっている。

ロスコと駒井哲郎のポスター、浜口陽三の画集、コーネルの本がある、石元泰博が亡くなった記事の切り抜きも。モナリサーと歌う洋楽が聞こえる。

初めてなのにずっとここにいたような気になる。ここは外国の山奥の小屋で、外は雪が積もっていてわたしたちはここで一日中こもって作業をしているのだ。銅版画はドイツとか北欧とか寒い地方で発達した芸術なんですよ、今日みたいな日に作業するのはピッタリですという講師のことばを聴きながら、アキ・カウリスマキの映画のフライヤーに励まされ、つるつるとニードルで描いていく。雪でもなんでも降ればいい。