日別アーカイブ: 2020/01/26

12月のWS2題 クリスマスリースとねずみのコラージュ

アトリエに来た人が、「この絵画教室用の通信、イイネ。あなたの文章がヒカッてるよー」と言ってくれたので、うれしくなって先月のワークショップについて若干表現を変えて転載。


◆フェルトボールで作るクリスマスリース

糸で縫うと聞くと、お裁縫?と思われるかもしれませんが、糸で縫われた美術作品は、古来より現代美術にいたるまで世界中にたくさんあります。平面にも立体にもなり、手作業で作品に時間性を感じられるのも特徴です。またいつかやってみたいwsです。


◆新年の干支のねずみのコラージュ

最初にレオ・レオーニの『アレクサンダとぜんまいねずみ』を参照してコラージュについて解説。「ところで、おうちに折り紙あるかな」と問うと、「いっぱい持ってる!」と元気な声。みんな箱や袋いっぱいに持ってきて、こんなのある、といそいそと見せてくれます。お友だちと交換とかするんだって!

まずアイデアスケッチをしてデザインを決め、次にキャンバスにアクリル絵の具で背景を描き、折り紙や包装紙でコラージュしていきます。

美術はどういう技法、素材を使うかも腕の見せどころ。WSは、いつもとは違う素材と技法を習う機会でもあります。今回は、キャンバス、アクリル絵の具、コラージュ技法の質感や使い心地、効果を体験します。アクリル絵の具っていつものと違う、どう違う? なんかネットリしてる! 塗ると色がきれい! その感触を深く味わってほしいと思います。


そしてね、こういう作品の先には、レオ・レオニがいるんだってことが伝わるといいなと思います。

私も作りました。うまくできたかどうかは別として、キャンバスに指で絵の具を塗るの、楽しかったです。