日別アーカイブ: 2019/07/01

2019/07/01

ショーン・タンの立体

ちひろ美術館・東京でショーン・タンの個展を観た。邦訳されていない絵本『The Rabbits 』を夢中で読む。うさぎがこわい。数字がこわい。some of them were friendly.という文が怖い。最後の They stole our children の絵も怖い。連れられて行く子どもを追う親の普遍的な姿。世界のどこでもおこなわれてきた、おこなわれている、これからおこなわれるかもしれないこと。

『Tales from the Inner City』はどんな話なんだろう。原画は美しかったけど、皮肉な話っぽいのではないか。こちらは立ち読みで読めるほど簡単ではない、文字が多かった。邦訳されたら読みたい。

立体に惹きつけられた。普段物欲がないのに、めずらしく自分もほしいと思った。これはほしい。こんなの作れたら楽しい。たくさん作って、古い部屋に置いたら、『エリック』の最後のシーンや、『夏のルール』の「置きっぱなしにしたあとの部屋」みたいだ。古い家に置き去りにされたモノを使って作って古い部屋に置いたら、もっといい。

その立体作品ばかりを収録した画集がある。ほしい、買いたい。邦訳では未出版の本のタイトルだけ、頭にメモして帰る。オーストラリアのamazonで売ってるかな、いったいいくらなのか、カラー写真が多いから高いはず、輸送費でさらに高いかな、うう、英語か、そりゃクリック一つで買えるとはいえ手続きを考えると面倒だな、だけど・・・。

夜調べる。日本で扱っている店がある。それほど高くはない。買った。いい時代だなと思う。(そして、クリックしたあともう一度見てみると、別の会社が扱うものは2000円も高くなっていた。うふふ、うれしい、ツイテタ!)

展覧会では気づかなったが、考えてみると、ショーン・タンの立体は、グリム童話を下敷きにしている。お話があるから惹きつけられるのか? 古いものには魂がやどる付喪神だから?

本が届いたらじっくり読もう。

☆アナログハイパーリンクな読書

ショーン・タン展覧会→『The Singing Bones: Inspired by Grimms’ Fairy Tales 』

https://www.allenandunwin.com/browse/books/childrens/young-adult-fiction/The-Singing-Bones-Shaun-Tan-9781760111038

※ この出版社はよい会社だ。本の表紙のダウンロードを広くて認めている。