カテゴリー別アーカイブ: art_info お知らせ

2016/12/21

ちょくちょく会場行ってます

在廊できない企画ですが、会場にはちょくちょく行ってます。よろしければ個人的にアテンドしますのでご連絡ください。

東京天王洲でグループ展出展中です 

T-Art Gallery 2016/12/18-12/25 11-19時 24・25は-17時

2016/12/18 2016/12/16

出展作品解説 【グループ展 T-Art Gallery 東京・天王洲アイル 2016/12/18(日)~25(日)】

—-会期中は当記事をトップに固定表示しています。会期中の様子等は当記事の下に表示されます。—-

「アートを借りる展。」vol.3 T-Art Gallery(東京・天王洲アイル)2016/12/18(日)~25(日)

鑑賞者が映り込む新作4点と、札幌の個展で展示した作品1点、合計5点を展示予定です。

鑑賞しようとすると鑑賞者自らが作品に映り込む。視ると同時に視られる体験を与える作品です。
自分の目では自分自身は見られないことの不思議さを思います。
あなたの目に映る私は、私が思う私とは違うかもしれません。


【作品解説】

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《線の向こうの私》 アクリル、マーカー 600×450×30mm 2016 撮影:小牧寿里

異なる速度と動きを持った線が、画面を越えて流れていきます。生き物の動きの軌跡のようにも見え、この世界を表すようです。観る人の姿が作品に映り込み、絵を鑑賞しているつもりがふと気づくと作品の中に自らの姿を発見します。線が作り出す重なったレイヤーの向こうに自分の姿が映るとき、日常にひそむ異界がほの見えるような気がします。

街を歩いていると、ショーウィンドウにふと自分の姿が映っているのに気づくことがあります。自分自身の表情、姿勢、恰好の意外さに驚きます。いつも鏡で自分を見るときは意識的ですから、映った瞬間にありたい姿に変えるわけで、こうした無防備な状態の自分を見ることは通常ありません。だけど、たいてい、そんなふうな自分自身をさらして世界に参加しているんだと思うと、ちょっとぞっとします。

一方、私たちは環境や関係性によっていくつもの自分を持って生きています。ありたい姿は常に同じではありません。本作品は、「視る私」と「視られている私」という異なる立場が交錯する体験を与えます。

 

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上 《わたしと目が合うとき》鏡、銀600×500×20mm 2016
下 《わたしと目が合うとき》アクリル、銀 337×250×5mm 2016

鏡と透明アクリルに作家の自画像を描いた作品で、鑑賞しようとすると鑑賞者が映り込みます。鏡は自分の顔を見るためのもの。それなのに、鏡の中に見慣れぬ他の誰かがいて、こちらを見ていたらどんな気持ちになるでしょう? 作品の中の他者と目を合わせるのと同時に、自分自身とも目を合わせる作品です。

銀を使って顔を制作していて、ふとウォーホルのことを思いました。金色も試しましたが、金色はどうも色があって銀のほうがいいなと思いました。あんなにたくさんの色で他人の顔の作品を使ったウォーホルが銀色が好きだったのは無彩色だからかもしれないと思います。
筆やペン先をメディウムに浸して描いて、その上から四角い銀箔をかぶせます。乾くまで待ってそれから少しずつ剥がすのですが、液体のメディウムが箔に押されて少し広がって線が均一にならない。インクのにじみみたいなものかもなぁ、とまたウォーホルを思い出しました。インクのしみの作品は私も好きな作品です。筆で箔を取り去るのですが、取ってみるまでできあがりがわからないのは版画にも似ています。
そのにじみと顔の輪郭とまゆげがないことで、作家の自画像ではあるけれど同時に特定の人物ではないあいまいさをもった顔になっています。タイトルの「わたしと目が合うとき」には、「わたし」とは作家本人であり、また映る鑑賞者自身でもある、という二重の意味が込められています。

考えてみれば、自分自身と目を合わせることは通常はありえないわけで、池澤夏樹『マシアス・ギリの失脚』で、パラオの王子リー・ボーが初めて鏡を見たとき驚き慌てその後何度も自分を映した、そのように鏡とは不思議な魅力があるのでしょう。アクリル、鏡に映る新作を制作したのは、通常なら見ることのないものを見せる不思議さによってでした。作品を鑑賞するとき、自分の目では見ることのない自分の姿を視、さらにそこに他者の目が介入してきます。奥に自分の顔、手前に他者の顔があり、目は深度を変えて視ようとします。私たちは視る存在でもありまた視られる存在でもあることをあらためて感じます。

目は、外界や他者ばかり、すなわち自分不在の世界を見ている、本当は自分も含んでいるのが世界なのに。あなたが見ているのはわたしを含む世界で、わたしが見ているのはあなたを含む世界、単純なことですが同じものを見ていないんだなと思います。最近、これまでの常識や良識では考えられないような、あるいは覆してしまうような大きな事件が簡単に次々と起きていて、みんなが同じ世界を見ようとはしていないことが浮き彫りになってきています。

一方、鏡で自分を見るとは他者の目になることではないかと思うのです。子どものころ、三面鏡に自分を映すといつも見慣れた私とはちょっと違う顔が見え、これが他人が見ている本当の私なんだ! と大きな驚きでした。
また、鏡に向かって独り言をよく言っていましたが、鏡の中の自分は他者でもあるようです、あのときこうでああだったとまるで事情を知らない人に言うように説明したり、物語を作って聞かせてやったりするのです。鏡の中の自分は、自分に大層似ている存在です。人はまず自分と似た外貌の人とは相互理解できそうだと判断するそうです。この人ならわかってもらえると思う相手は鏡の中の自分だと思って一生懸命話しをするのかもしれません。
ヴィト・アコンチの≪エアータイム≫が思い出されます。鏡に映った自分に向かってお前と言ったり俺と言ったりする(らしいです、孫引き、いつか実作を見てみたいものです)、スティーブ・ジョブズは毎朝鏡に向かって「お前は」と問いを発した。鏡で自分を見るとき、わたしはあなたになるのでしょうか。

 


会場であるT-Art Galleryは寺田倉庫のギャラリーです。この一帯は同社が再開発した地域で、関連の施設が密集しています。同じ建物の1階には建築模型の展示・保管をする「建築倉庫ミュージアム」(入場有料)があります。隣りには日本画の専門画材店があり、今回の作品で使用した銀箔はそこで買いました。隈研吾氏設計による⽵の簾をイメージしたうねる曲面が外からも見えます。

さらに海のほうに行くと、ミースのファンズワース邸を水に浮かべたようなバーがあります。走りはしませんが海上に係留されているフローティング施設で、船に乗っているような気分に。倉庫をリノベーションしたレストランには醸造所が併設されていて、大きなタンクが店内にあってオリジナルのクラフトビールが楽しめます。テラスからは恐竜のような荷揚げ装置や運河のある東京湾の風景がながめられます。

展示と合わせてお楽しみください。




「アートを借りる展。」vol.3

▼概要
「ART STAND」のウェブサイトに公開中・もしくは公開予定のレンタルできる作品を展示する企画展。展示点数は約70点。
(※入場無料)
▼参加作家
浅間 明日美、新井 碧、伊勢 琴子、川辺 史子、古賀 勇人、原口比奈子、 picnic、Yumi Kondo、ReikoKamiyama
▼会期
12月18日(日)~12月25日(日) 11:00~19:00
※24日(土)25日(日)のみ最終入場17:00まで
※19日(月)休館
▼場所
T-Art Gallery 寺田倉庫本社ビル2階 ギャラリースペース
〒140-0002 東京都品川区東品川2-6-10 寺田倉庫株式会社本社ビル2F
▼アクセス
東京モノレール天王洲アイル駅より徒歩3分
りんかい線天王洲アイル駅より徒歩2分
JR品川駅港南口1番乗り場より都営バス(大田市場行き、品98)「新東海橋」下車徒歩1分

▼主催
ART STAND 株式会社

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2016/12/10

T-Art Gallery「アートを借りる展。vol3」 個人的な招待はがきを作りました。

「アートを借りる展。vol3」 個人的な招待はがきを作りました。

鑑賞者が映り込む新作4点と、札幌の個展で展示した作品1点、
木のパネルの作品5点の合計10点合計5点を展示予定です。(訂正しました 12/16)
ぜひいらしてください。
在廊できない企画ですが、皆様にお会いできるようなんとか方法を考えたいと思っているところです。


INVITATION
鑑賞しようとすると鑑賞者自らが作品に映り込む。視ると同時に視られる体験を与える作品です。
自分の目では自分自身は見られないことの不思議さを思います。
あなたの目に映る私は、私が思う私とは違うかもしれません。
原口比奈子

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「アートを借りる展。」vol.3

▼概要
「ART STAND」のウェブサイトに公開中・もしくは公開予定のレンタルできる作品を展示する企画展。展示点数は約70点。
(※入場無料)
▼参加作家
浅間 明日美、新井 碧、伊勢 琴子、川辺 史子、古賀 勇人、原口比奈子、 picnic、Yumi Kondo、ReikoKamiyama
▼会期
12月18日(日)~12月25日(日) 11:00~19:00
※24日(土)25日(日)のみ最終入場17:00まで
※19日(月)休館
▼場所
T-Art Gallery 寺田倉庫本社ビル2階 ギャラリースペース
〒140-0002 東京都品川区東品川2-6-10 寺田倉庫株式会社本社ビル2F
▼アクセス
東京モノレール天王洲アイル駅より徒歩3分
りんかい線天王洲アイル駅より徒歩2分
JR品川駅港南口1番乗り場より都営バス(大田市場行き、品98)「新東海橋」下車徒歩1分

▼主催
ART STAND 株式会社

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2016/12/06

T –art galleryにてグループ展「アートを借りる展」出展のお知らせ

鑑賞者が映り込むアクリルと鏡の作品と、即興、今の瞬間に注目した木のパネル作品とを合わせて10点展示予定です。間違えました、【新作5点展示です】、すみません! ともに、自己をいかにとらえるかを考察する作品です。
東京湾の冬の夜景が美しい天王洲アイルにぜひいらしてください。
(追記しました 2016/12/10)

東京天王洲にてグループ展に参加いたします。まずは概要をお知らせいたします。
新作と旧作合わせて数点展示する予定です。

在廊予定は追ってお知らせいたします。

以下、主催者投稿より転載

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

レンタル可能な作品をT-Art Galleryに展示する企画展、「アートを借りる展。」vol.3を開催します!

当初からのコンセプトであるアート作品をより身近なものとして、気軽にレンタルをしてもらいたいという想いから、7月に「アートを借りる展。」vol.1、9月に「アートを借りる展。」vol.2を開催し大好評をいただきましたので、この度「アートを借りる展。」vol.3を開催することとなりました。 ART STANDがキュレーションすることにより、敷居の高いと思われているアート作品との出会いを創出していきます。会期中にはサイトにて公開中の作品約70点を展示し、お気に入りの作品に出合うことができたら、その場でレンタル予約ができる仕様になっています。
今回も多種多様な素敵な作品を一度にご覧いただける内容になっています。みなさんのご来場を心よりお待ちしております!
—–
▼概要
「ART STAND」のウェブサイトに公開中・もしくは公開予定のレンタルできる作品を展示する企画展。展示点数は約70点。
(※入場無料)
▼参加作家
浅間 明日美、新井 碧、伊勢 琴子、川辺 史子、古賀 勇人、原口比奈子、 picnic、Yumi Kondo、ReikoKamiyama
▼会期
12月18日(日)~12月25日(日) 11:00~19:00
※24日(土)25日(日)のみ最終入場17:00まで
※19日(月)休館
▼場所
T-Art Gallery 寺田倉庫本社ビル2階 ギャラリースペース
〒140-0002 東京都品川区東品川2-6-10 寺田倉庫株式会社本社ビル2F
▼アクセス
東京モノレール天王洲アイル駅より徒歩3分
りんかい線天王洲アイル駅より徒歩2分
JR品川駅港南口1番乗り場より都営バス(大田市場行き、品98)「新東海橋」下車徒歩1分

 

2016/11/30

個展「原口比奈子 視る私と視られる私」(札幌)2016の写真をギャラリー形式にまとめました

個展「原口比奈子 視る私と視られる私」(札幌)2016の写真をギャラリー形式にまとめました。ぜひご覧ください。

すべて鑑賞者が映り込む作品なので、撮影すると自分やカメラが映ってしまう、自分が撮った写真を見るたびに本当は違うのにと憂鬱になり、どうしようどうしようと苦慮していたところ、とてもよいカメラマンに撮影をお願いできて、心からうれしい。
どうやって撮ったのかは隣りにいたので逐一わかっていますが、あれがどうやるとこうできあがるのか、不思議でなりません。とくに鏡は・・・!
ぜひ皆さんにご覧いただきたいです。

ARTWORKS

2016/10/14

展示のおしらせ 「白衣屋のアート展」(T-Art Gallery 東京天王洲アイル)

クリニック専用のアート作品レンタルサービス「DRESS」のスタート記念企画展に、
作品1点を出展いたします。

《今まさに起きている 1 ( be -ing now 1 )》 https://artstand.jp/itemdetail?show=581

be-ing_now_1
W:63cm H:63cm   木、インク 額は鉄 ink on plywood 制作年2014
今のところ、レンタル予約が入っています。

ART STANDのバーチャル企画展「ART STAND GALLERY」にて
「絵画音楽祭」(2016/08/23~)の際のキュレーターコメント:
音のように、粒子が連なり一つのリズムの波が徐々に広がり、やがて宇宙を構築するような印象をこの作品に受けます。感覚に任せた線の中に思考や生命を想起させ、細部を切り取っても俯瞰してみても発見があります。個人的には北欧プログレッシヴロックなどを聞きながら鑑賞してみたいです。


企画展名:白衣屋のアート展
開催日時:2016年10月16日(日)〜22日(日)13:00〜20:00  ※19日(水)休館日
場所:T-Art Gallery 寺田倉庫本社ビル2階 ギャラリースペース
〒140-0002 東京都品川区東品川2-6-10 寺田倉庫株式会社本社ビル2F
http://art.terrada.co.jp/ja/gallery/
アクセス:東京モノレール天王洲アイル駅より徒歩3分
りんかい線天王洲アイル駅より徒歩2分
JR品川駅港南口1番乗り場より都営バス(大田市場行き、品98)「新東海橋」下車徒歩1分
入場方法:無料・申し込み不要
https://www.atpress.ne.jp/news/114009


新サービスお披露目のための企画展ですので、通常のグループ展とは雰囲気が違う模様ですが、
私も初日に行ってみようと思っています。
実は、本作は、写真撮影したのみで、展示したことがなかったので、
ギャラリーの壁に架けられての公開ははじめてになります。
ずっと自分の中でうまくつながらなかった「作る」と「他者に見せる」が先般の個展でようやく一つの結びつきを見、
つぎは「他者の手に渡る」「誰かの家に飾られる」ことについて考えたいと思っていたところです。


■以前、お知らせしたweb上の企画展「ART STAND GALLERY 絵画音楽祭」も継続掲載中です。
「ART STAND GALLERY 絵画音楽祭」 “音楽を感じる絵画”をテーマに作品を集めた企画展(2016/08/23~)
https://artstand.jp/gallery/artandmusicfes/

■関連記事 「ART STANDのバーチャル企画展で作品が紹介されています」
http://hinakoharaguchi.com/archives/3973

■「ARTSTAND」で作品を販売しています。原口比奈子のページはコチラ
本WEB内の「HOW TO BUY」もご覧ください。

2016/09/30

個展お開き

お店の方からも担当の方からもお客様の反響が大きくてとうかがう。次はないの?とも。自分の意図はちゃんと伝えたのか、やるべきことをやったのか、やるべきでないことは排除したのか常に考えていたが、やはりそう聞くとうれしい。泣き伏したくなるよう。

孤軍奮闘と思っていたが、そうではなかったようです。

応援くださった皆様にお礼申し上げます。

無事お開きを迎えました。

2016/09/30 2016/09/15

個展 9月末の在廊予定

原口の在廊予定は以下の通りです。
お目にかかるのを楽しみにしております。
会場でお待ちしています。

9/28(水) 13:00~17:00
9/29(木) 11:00~17:00
9/30(金) 11:00~17:00

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名称:「原口比奈子 視る私と視られる私」六花ファイル第6期収録作家作品展
会期:2016.8.1(月)~2016.9.30(金)11:00~17:30(LO17:00、1階店舗は9:00~19:00)無休
場所:六花亭福住店/2階喫茶室 北海道札幌市豊平区福住2条5丁目1
アクセス:地下鉄東豊線「福住駅」3番出口より徒歩10分
バス停「福住2の5」より徒歩1分
六花亭フリーダイヤル:0120-12-6666

DM アテナ

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