カテゴリー別アーカイブ: art_info お知らせ

2019/11/10

巡回展に出展! ワクワク

紙わざ大賞入賞作品展は、有楽町を皮切りに1年間、全国を巡回するという。これはうれしい。

今年九州に引っ越した友人に先日のWSの話をしたら、九州でもやってくれればなあと言うので、頼まれればいくらでも行くよ!と冗談交じりに言ったのだけど、さっそくかなうとは!

まだ、どこで展示するかは確定ではないけど、昨年は静岡や香川、仙台でも展示したようだ。これまで西日本で展示したことがなかったので、とにもかくにもうれしい。

それに、主催企業に展示と搬出入をすべてお任せなのだけど、そもそも紙の作品は繊細なものが多く、水に弱い、圧力に弱い、ホコリが着きやすい、フラジャイルだから箱にしまうのも一苦労。自作じゃないものを扱うのはきっと神経を遣うだろうと思うと、ありがたいなあと思う。

以前、有楽町での展示を観に行った時は(これはただ観にいった)、スタッフの方がたくさんいて、どうぞどうぞと来場を促して、オーディエンス賞の投票をしたらすてきなメモ帳をくれたりして、さかんに紙の啓蒙をしていた。なんだか盛り上がっていたなあ。

これ紙でできてるのーなんて言いながら見てる人もたくさんいた。細かい手作業と豊かな発想があいまって、紙と一口に言ってもいろんな表現があるなあと、まさに「紙の可能性」を感じた展示だった。きっと、今回もすごい作品がいっぱいあると思う。

なお、私の作品は、雁皮紙の美しさを活かした作品です。雁皮紙のシャリシャリ、キラキラした感じと透明感! 巡回展では会場の都合ですべての作品が展示されるかわからないと注意書があった。できれば展示されたい。


入選と出展のおしらせ

下記コンペに作品1点が入選し、出展いたします。ぜひご高覧ください。

名称:第29回紙わざ大賞 入賞作品展
会期:2019年11月26日(火)~30日(土)10:00-19:00(最終日は18:00まで)
場所:東京交通会館2Fギャラリー 東京都千代田区有楽町2-10-1
主催:特種東海製紙株式会社
協賛:王子エフテックス株式会社/新生紙パルプ商事株式会社/株式会社竹尾/平和紙業株式会社入場無料
https://www.tt-paper.co.jp/pam/kamiwaza/prize/

2019/11/07

第29回紙わざ大賞 入選しました

第29回紙わざ大賞に入選しました!

やったー!!!

さっき、連絡が届いたー!!!

このところの暗いニュースでちょっと暗い気持ちだったんだけど、一気にテンション上がったよ―。

入賞作品展に出品されます。

出展作品《IMAGINARY MAP》雁皮紙、インク 画像はのちほど。

 


https://www.tt-paper.co.jp/pam/kamiwaza/prize/

名称:第29回紙わざ大賞 入賞作品展
日時:2019年11月26日(火)~30日(土)10:00-19:00(最終日は18:00まで)
場所:東京交通会館2Fギャラリー 東京都千代田区有楽町2-10-1
主催:特種東海製紙株式会社
協賛:王子エフテックス株式会社/新生紙パルプ商事株式会社/株式会社竹尾/平和紙業株式会社(50音順)
入場無料

入選作品一覧
https://www.tt-paper.co.jp/pam/kamiwaza/app/files/uploads/2019/10/7f59dd92f825fe3718b4836c0adedc43.pdf

 

 

2019/11/06

フィンガーペインティングWS あとがき

幹の部分は私自身も指で描きました。

ああ、楽しいなあ、ずっと描いていたいなあ、と

大きな画面の上で絵の具をにゅるーっと伸ばしていくのは新鮮な感覚で、

久しぶりに大きい画面に描いて、のびのびした気分にもなりました。

ああ、楽しいなあ、ずっと描いていたいなあ、こういうの好きだなあと。

2,000×100,000 mm 紙、アクリル絵の具、水彩絵の具


川口グリーンフェスティバル2019 出展
名称 原口比奈子フィンガーペインティング「みんなの手形で大きい木を描こう」
日付 2019年10月14日(月・祝)
場所 川口市立グリーンセンター
主催 川口グリーンフェスティバル2019実行委員会

2019/10/15

フィンガーペインティングWS 実施報告 速報

植物園のイベントで子ども向けのWSを実施しました。以下、速報としてお知らせいたします。

名称 原口比奈子フィンガーペインティング「みんなの手形で大きい木を描こう」
日付 2019年10月14日(月・祝)
場所 川口市立グリーンセンター
主催 川口グリーンフェスティバル2019実行委員会

 

植物園の芝生にテントが張られました。
園内の木々も紅葉し始めて、キンモノクセイの香りもただよっています。
秋めいてきました。

高さ2m全長12mの壁に、幹だけの木が10本。
これに参加者が手形で葉っぱを描き加え、絵を完成するというワークショップ。

作家がテント内の壁ぐるりに木を描きました。

 

まだ幹だけ描かれた木。

 

さあやろう!

絵の具のつけかたは「片手でちょんちょんちょん、両手でスリスリスリ、ペタペタペタ」。

高いところも、低いところも、手の向きも変えて描いてみよう。


 

はじめはこんな感じの木が、、、

だんだんできてきた!

こちらも、

この通り!

最後は、こんな絵に。壁に10本の木が完成! きれいな秋の森ができました。

WSのスタッフみんなもペタペタ描いたよ。

2019/09/27

植物園で親子向けのWSを実施します

植物園のイベントで親子向けのワークショップを実施します。

絵の具を手につけて手形で葉っぱを描く、というもの。

気候もちょうどよくて、屋外で絵を描くのは気持ちよさそうです。

広い芝生でかけまわったり、温室でバナナを見たり、ミニ鉄道も乗れるよ。

ぜひ遊びにいらしてください。


グリーンフェスティバル2019(川口市グリーンセンター)http://greencenter.1110city.com/

【親子で「楽しむ」フィンガーペインティング教室】
原口比奈子フィンガーペインティング「みんなの手形で大きい木を描こう」

日付 2019年10月14日(月・祝)
時間 ①11:00~11:45 ②13:00~13:45 ③15:00~15:45
費用 500円
定員 各回20名
未就学児は必ず保護者が付き添ってください(付き添いの保護者は無料)
子どもから大人までどなたもOK
汚れても大丈夫な服装でご参加ください

追記(10/10)
「グリーンフェスティバル2019」は
台風接近のため12日(土)・13日(日)は中止、14日(祝月)は場所を限定して開催します。
本WSは変更せず実施します。

2019/09/06

秋にワークショップをする予定です

10月に地元の植物園のイベントで子ども向けのワークショップをする企画が進んでいます。

大きなスペースを使う制作は一人ではなかなか企画できないので、こういう機会は本当にありがたい。

場所が植物園なので、参加者に手形で木の葉っぱを描いてもらおうと考えています。描く前に葉っぱ体操なんてどうかなと、ワクワクしながら企画中。

ムナーリみたいに、木のワークショップができそうでうれしい。

 

WSのためのアイデアスケッチ

 

2019/08/21

independent TOKYOに出展しました

150人以上の作家が出展するアートイベントに出展しました。

名称:independent TOKYO
会期:2019/8/17(土)10~19時、8/18(日)10~18時
場所:浅草橋ヒューリックホール
入場料:500円
主催:株式会社タグボート

撮影 花輪奈穂

【出展作品】
≪KONAHI coffee≫ 1500×970mm 2019
和紙、コナコーヒー、インク
≪KONAHI coffee≫ φ125mm 2019
和紙、コナコーヒー、インク、スチロール、ノリ、塗料

【制作意図】
脳裏に浮かぶ思考が発展し、脱線し、枝分かれし、浮かんでは消える
「かつ消えかつ結ぶ」様子を映したものです。
タイトルは、ハワイコナコーヒーの染みと作家の名前「ヒナコ」が
アナグラムになっています。

 


久しぶりの展示で緊張しながら搬入に行くと、すでにたくさんの作家が設営中。すでに熱気があふれている。あちこちで響くガンガンという工具の音を聞いていると、あ、これこれ、と思う。サケの遡上のように、わたしもその「ぐわぁあん!」の中に溶け込んでいく。

私は新作を出展したので会期前はかなり緊張していたが、始まってしまえばうれしい出会いもあり、充実していた。来場者に作品解説したり、出展作家と新しく知遇を得たり、知人と偶然会って再会を約束したり、と実り多い二日間だった。ゲスト審査員のギャラリストお二人から推奨を頂き、ご縁ができたこともうれしい。

 

ほとんどの作家がインスタをやっている印象だった。また、新しい技術を駆使した手法も多く見られた。自分のドローイングをAR技術を使って描く新しい展開もありそうだと思った。

 


2018/05/17

「ぼくの手」原稿

火山のふもとの小さい家。
少年が庭先で絵を描いていると、突然目の前の山が揺れ始める。
「噴火だ!」
少年は絵の具をバッグに放り込み、家の中に駆け込む。
出てきたときには背中に母親を乗せている。走り出す。
母親は負ぶわれながら背後の山を見上げる。
「お山のてっぺんが燃えているよ」
ドーンという大きな音がして地面がぐらりと揺れる。
少年はバランスをくずし地面に手をつく。
「お母さん、しっかりつかまって!」
少年はわき目もふらず走っていく。

二人の背後にドロドロに溶けたマグマが勢いよく迫ってくる。
もう少しで少年の足元に届きそうだ。
少年は地面を蹴り上げ跳躍する。溶岩がはじける、火の粉が舞う。
「ちゃんとつかまって!」
赤く猛るマグマは生き物のように二人を飲み込もうと大きな口を開けている。
マグマの手が少年の足をつかみかける。
母親は目をぎゅっとつぶる。
少年はまた強く地面を蹴る。足音が消える。
母親はつぶっていた目をそろりと開ける。
目の前に、少年の肩と、肩から生えた白い羽根と、その向こうには空が広がっている。
「あれえ、お前、空を飛んでいるよ!」
少年の手が羽根になって、羽ばたいている。
少年は母親のほうを振り向いて笑う。

眼下は一面火の海だ。
赤く焼けた石が降る中、少年と母親は空を飛んでいく。さらに高く高く昇っていく。
やがて、白い雲の上に出る。
雲海のかなたに一つだけ塔のようにとがった山の頂が見える。いくつも明かりが見える。

○1日目
薄暗い教会の中では、大勢のけがをした人々が毛布にくるまっている。
町の人がスープを配っている。
目を閉じて横たわる少年の隣りに母親が座っている。
母親は少年の口元にスプーンをあてがう。スープを流し入れる。のどが上下に動く。
二人の顔は煤で黒く汚れ、ところどころ血がついている。服は火の粉で焦げ破れている。

○1週間後
少年と母親は頭に包帯を巻いている。
母親は避難者にスープを配る手伝いをしている。
「さあ、お食事ですよ、まずは体をあたためましょう」
少年は小さい子どもたちを羽根先でなでて寝かしつけている。

○1か月後
少年と母親はこざっぱりとした格好をして、包帯はもうしていない。
二人は町の人と立ち話をして小さく笑いあっている。
もう一方の隅で、少年を指さして噂話をする人がいる。
「見てごらんよ、薄気味悪いねえ、アレは何かい、何かの呪いなのかい?
羽根をむしったら人間の手が出てくるか、はたまたただの鶏肉かね」
「シー、やめなよ、あんたも呪われるよ」
恐怖の目をして子どもを自分のほうへ引き寄せる女がいる。
少年は、羽根を背中のほうへ固くたたんで、隠そうとする。

○2か月後
「お母さん、町はずれに小さい家を見つけたんだ、二人で暮らそう」

○3か月後
母親は家の前で鍬をふるっている。
少年は、背中に羽根をたたんだまま、肩で不器用に手押し車を押している。
車ごと地面に転倒する。

○半年後
家の前の畑には青々とした野菜が育っている。
少年は青い顔でうつむき、羽根になった手を見つめている。
「ぼくの手。絵を描いてみんなを喜ばせていたぼくの手。
でも絵を描いても噴火を止めることはできなかった。今はその手さえぼくは失ってしまった。
助けてもらったお礼に絵を描こうにも、筆が握れない。絵描きになる夢も絶たれた。
ただ生きていくだけの人生に何の意味があるだろう。
僕とお母さんを救ってくれたこの羽根、今ではただの役立たずだ」
少年は羽根になった手を柱に打ちつける。絵の具を地面に投げつける。
母親は物陰からそれを見ている。

翌朝、二人でごはんを食べていると母親は言う「お前、その羽根だけどね、それで絵を描いたらどうだろう。
いやいや、今までのような方法じゃないんだよ。その羽根の先に絵の具をつけてね、家の壁に直接描くんだよ」
少年は「え」と顔を上げる。
「具体的なやり方は私にはわからないよ、それはお前が工夫したらいい。
お前が呪われているはずがない。どころか、こんなにきれいな白い羽根だ、きっと祝福だろうよ。
いっそ天使様の絵はどうだろう。家の壁全体に描いておくれ」
少年の頬に徐々に赤みがさしていく。

○1年後
教会の塔の前に少年が立ち、絵の具がついた羽根を大きく広げている。
羽根が撫でるとたちまち絵が描かれていく。
教会前の広場に集まった町の人々は塔を指さして話している。
「なんとありがたいことだ、天使様が天使様をお描きになっている!」


『早稲田現代文芸研究08』( 2018年3月15日発行 編集発行 早稲田文芸・ジャーナリズム学会)

「第八回多和田葉子&高瀬アキワークショップ報告」(松永美穂教授 著)中、WS参加者の作品として掲載された。


ワークショップ「言葉と音楽 Vol.8」 2017年11月14日(火)16:30~18:30 早稲田大学小野記念講堂にて

多和田葉子と高瀬アキによるワークショップに参加

(c)早稲田大学文化推進部

2018/01/05

第13回大黒屋現代アート公募展 第一次選考通過いたしました

「第13回大黒屋現代アート公募展」第一次選考通過いたしました。

板室温泉 大黒屋 保養とアートの宿 http://itamuro-daikokuya.blogspot.jp/2017/12/13.html?m=1

応募作品は、黒いアクリルパネルにドローイングを描いた、鑑賞者が映り込む作品です。

二次審査で入選すると、大黒屋サロンにて展覧会に出展できる。そうなったらいいなあ。

まずは新年に嬉しいお知らせ♪

大黒屋現代アート公募展

http://www.itamuro-daikokuya.com/art/contribution/

応募作品《線の向こうの私》部分アクリル、マーカー

映り込む作品なので写真撮影に苦慮します。

2017/11/18

「ダダをこねる/02」出演お知らせ 3331アーツ千代田にて

急な告知ですが、2017/11/19、東京神田の3331アーツ千代田にて下記のイベントでプレゼンターとして出演いたします。

自作朗読をする予定です。

観覧には入場券が必要ですが、招待券が数枚手許にありますので、ご連絡いただければ差し上げます。ぜひいらしてください。


「ダダをこねる/02」三分間一本勝負!

(アーティストイニシアティブ・コマンドN 20周年企画展「新しいページを開け!」企画)

2017年11月19日(日)16:00-18:00 3331アーツ千代田にて

http://www.3331.jp/schedule/004070.html

日程:2017年11月19日(日)
時間:16:00-18:00
料金:無料
備考:※要展覧会チケット(観覧)
会場:3331アーツ千代田1F メインギャラリー内

【プレゼンター】

金藤みなみ(アーティスト)

芳賀尚賢(サラリーマン)

高田隆平(unit.maker)

福澤 貴之(ekoD Works)

ヤス・アラタ・タルパ

なかちゃん

うどよし(わよう書道会)

小林真比古

宮本和之(対岸の雑草)

原口比奈子(アーティスト)

榮木将文

永田勝也(粋プロジェクト)

森岡晴彦(美術家)