作成者別アーカイブ: hinako

2017/12/03

子犬ころころ

主宰する小学生の絵画教室で干支の工作をしました。おもちゃのような置物に、紅白のヒモをつけてめでたさ100倍。半球の木でできているので、指でつつくとコロンコロンと、動きもかわいい。

耳、目、鼻、3つの単純なパーツでも、組み合わせ次第で表情は無限。デザイン画をいくつも描いてから本番制作。たくさんあるとそれだけで楽しくなる。こうするとスヌーピーみたい、ブルーナのくんくんっぽくなった、鼻を赤くして奈良美智の犬、イオンにもいるねWAON!

できたできた。並べると賑やかでまたいいねえ。みんな工作が大好き。お迎えに来たお母さんやお父さんに見せて嬉しそうに持って帰る。

そういう様子を見て私も何かをもらう。

2017/11/30 2017/11/26

学校はいいよな

松濤美術館で展示を観る。

公開制作中で、三沢厚彦、舟越桂、小林正人、杉戸洋の各氏が制作する様子を間近で見た。興奮した。船越桂は目つきが独特で作品と合わせてやっぱりね、と思う。まっ赤なニット、すてき! 三沢厚彦はタッカーで木片を留めていく、そうやってたのか! 小林正人は手の甲に絵の具つけて描いていた。お互い友人だという4人で一つの作品を楽しそうに共同制作していた。周りの人々はそれを静かに、興味深げに見学している、学生みたいに。

学校はいいよなと思う。

社会人になったらなかなか会えない人と、間近に接する機会だ。第一線の制作の様子を見ることができる。先生の知り合いも気軽に訪ねてくる。

私は美術系の大学ではなかったけど、文学作家の先生に習った。当時はその貴重さに気をとめなかった。

この間早大でも、院生の皆さんは先生が同じ空間にいることが日常なんだな、と思った。あのねっ、みんな普通にしてるけどこれは本当に稀なことなんだよ、もっとその価値に気づいて!と声を大に言いたかったけど、でも学生ってそういうことかもなとも思う。

先日3331で中村ディレクターにポートフォリオを見ていただいた。この数分に4年かかった。今日、会場で息を詰めて見ている人たちは、この貴重さを知っている人たちだと思った。

寅年生まれだから、虎には特別な思い入れがある。写真を撮ってポストカードを買った。ホワイトタイガー、来年、いいことがありそうだ。

三沢厚彦のドローイングは伸び伸びしてて、私も描くーー!と思う。

船越桂の作品は、釘付けになる。いつまでも目を覗き込んでいたくなる。視線が合うようで合わないようで、私のほうを振り向かせたくなる、恋のように。小学生向けに船越が書いた文章を思う。自分だっていろんな自分がいるし、よく知ってる友だちだっていろいろな顔をしているはず、と。

★アナログハイパーリンクな読書

松濤美術館「三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館」→『三沢厚彦 アニマルズ』求龍堂 所収の2人の対談が私は好き。

追伸)私も後年、教室の生徒さんにそう思われるように努めようと思うんですよ、一緒の時間を共有したのは実に貴重だったってね。

2017/11/20

早稲田大学でのWS作品の今後

DVDを後日頂けるそうです。楽しみに待とう。せっかく高瀬アキさんとセッションしたのに、緊張してほとんど覚えていない。どんなふうなピアノの即興曲だったのか、自作がどう変わったのか。

それで原稿は、松永研究室主催の学術研究だったため、早稲田大学文化構想学部の紀要に掲載されます。自作が印刷されて本に載るなんて本当に嬉しい。他の方の作品を文字で読むのも楽しみ。みんなプロやセミプロで、すごい作品ばっかりだった。

先の楽しみが二つ。もう少し生きよう。

追伸

早稲田大学のサイトに掲載されています。

「多和田葉子・高瀬アキ パフォーマンス&ワークショップ 盛況のうちに終了」

https://www.waseda.jp/culture/news/2017/11/17/4011/

左から松永先生、私、4人おいて、多和田葉子さん、高瀬アキさん。

この写真はもう一生の宝物。

サイトより

2017/11/19

3331での朗読終わりました

数日前、早稲田大学で初めて朗読して、
これは私がすごく好きな感じだ、と思ったので、
ちょうど、3分何をしてもいい場がある、というお知らせをもらい、
これは天の采配と思い、プレゼンターにエントリーしました。
環境がどんなに適さなくても(音とか照明とか観客とか)、
時間がオーバーしようが、
中村ディレクターが中止と叫ぼうが、
強行突破して読もうと強く思っていました。
最後まで逃げずに読めて、そのことが私にはとてもうれしく意味のあることでした。
以前より、強くなった気がする。
早大のWSではとてもいいことがあったので、何度も何度もそのことを思い出して、自分を励まし続けました。
以前なら、すぐに逃げ出していたと思う。自分から茶化していたと思う。
でも早大のWSでは、他の出演者が自作について真摯な態度でいたので、それが私によいシャワーのように降り注いでいた。
こういうよい体験は人にとって良い影響を終わった後にも及ぼすのだなあと思う、つまり逆もあるということ。良いことばかり集めるなんてできないし、良いことは多くはない。良きものを大事に手のひらの上で持っておこうと思う。
今日、私が読めたのは、3331のスタッフの方のご協力があってのことです。この言葉、よく使われるけど、今日は本当にそうだった。私の意図を汲み、「うまくやって」くださったのです。ありがたいことです。
会場は私にとって懐かしい場所でもありました。4年前、ここで展示をしたなあ、と天井のちょっと特殊な照明器具を見ながら思い出しました。
2017/11/19 2017/11/18

「ダダをこねる/02」出演お知らせ 3331アーツ千代田にて

急な告知ですが、2017/11/19、東京神田の3331アーツ千代田にて下記のイベントでプレゼンターとして出演いたします。

自作朗読をする予定です。

観覧には入場券が必要ですが、招待券が数枚手許にありますので、ご連絡いただければ差し上げます。ぜひいらしてください。


「ダダをこねる/02」三分間一本勝負!

(アーティストイニシアティブ・コマンドN 20周年企画展「新しいページを開け!」企画)

2017年11月19日(日)16:00-18:00 3331アーツ千代田にて

http://www.3331.jp/schedule/004070.html

日程:2017年11月19日(日)
時間:16:00-18:00
料金:無料
備考:※要展覧会チケット(観覧)
会場:3331アーツ千代田1F メインギャラリー内

【プレゼンター】

金藤みなみ(アーティスト)

芳賀尚賢(サラリーマン)

高田隆平(unit.maker)

福澤 貴之(ekoD Works)

ヤス・アラタ・タルパ

なかちゃん

うどよし(わよう書道会)

小林真比古

宮本和之(対岸の雑草)

原口比奈子(アーティスト)

榮木将文

永田勝也(粋プロジェクト)

森岡晴彦(美術家)

2017/11/15

WS楽しかったー!!!

直前までメソメソしていましたが、本番はうまくいきました! まだ気持ちが整理できてませんが、ああ、この感じ!と思いました。

今更、これなら多くの人に見ていただきたかったなーと思いました。オイ。

一緒に出演した方々も気合の入った作品ばかりで、見ごたえ聞き応え十分、多和田さんと高瀬さんの指示によって、作品が劇的に変わる瞬間を目撃しました。懇親会も盛り上がり、実に有意義な時間でした。

2017/11/15

結局出さなかった幻の招待状

4年前、新人賞をいただき、立派なギャラリーでの受賞者展を控え私は大変おびえていました。

自分の作ったこの作品はいったい何なのだろう。

受賞者展ではどういう方向に発展させていけばいいのだろう。

オロオロしながらウロウロしていたのです。

現代美術のギャラリーがあのあたりにあるらしいと行ってみたり、

知ってそうな人に手あたり次第メールを送り付けてみたり。

そんなとき、偶然「即興」と書いてあったポスターを見て、電撃が走りました。

公演は明日! 何をおいても行かねばならぬという気持ちになりました。

その二日間で自分がやっているのは即興なのだ、と確信しました。

そして、自作の制作とは別に、公演と WS そのものに惹き込まれ、毎年秋を楽しみに鑑賞しているうちに、

「いつか私もこの舞台に立ちたい、WS に参加したい」と強く思うようになりました。

4年後の今、やっとかないそうです。

でも、肝心の朗読作品がちっともできないのです。

このままじゃせっかく念願の機会なのに、と思うとかえって何もできません。

あなたに無様な作品を見られるぐらいなら、まったくいらしていただきたくはありません。

こっそりやって、あとで、こういうのやったよ、といい風に報告するほうがましかもしれません。

それでも、ご案内申し上げます。

早稲田大学は大隈講堂の斜め向かいの小野梓講堂にて。

小野梓は大隈重信の親友で、ともに開学の祖、建学の母と言われています。

今も二人は隣同士で立っているのかと思うと、ほほえましい気持ちがいたします。

ホワイエは薮野健先生の油絵のギャラリーになっています。そちらもぜひ。

2017/11/14