電車で知る新しい本

電車で隣りの人が読んでいる本の本文がちらっと見えたとき、自分が大好きな本の一節だったら絶対にわかる。章を見て確信する。「ここがいいよね!とか言い合いたい」と勝手に思う。向かいの人の読んでる本の背で、「わりと古い本読んでるなー、今話題の作家の昔の作品だね。最新作で興味が出たのかな?」と思ったことも。混んでる車内で前の人が文庫本を顔に近づけて読んでる本の登場人物が友達と同じ名前で目に飛び込んでくる。そんなに熱中してるほどおもしろいならあとで検索してみよう。本のタイトルでナニナニ?と興味がひかれることも。

そんなふうにして知った本、『疑似科学入門』池内 了。
ついでに読んだ本、『娘と話す 原発ってなに?』。
そして、これが思い出せないんだけど、最近誰かが、池内さんのお兄さんは建築家で、とエッセイにあって、と書いていたので読んだ本、『無口な友人』。

☆今日のアナログハイパーリンクな読書
池内了→池内紀