食材のキモチ

寒くなってきたし、気分が落ち込んできたので、日帰り温泉にいくことにした。

最初、あー気持ちいい、ゴクラクゴクラクと普通に入っていたが、

サウナに入って塩をもみ込んだり、露天風呂に入ったりしているうちに、ふと「注文の多い料理店」だな、と思った。もちろん食べられちゃうほうだ。

湯につかりながら温泉水を一口飲んだりして、クリームを塗るフリしてなめちゃう二人にそっくり。

前に新潟の温泉町で、温泉水でゆっくり加熱した湯治豚というのを食べたが、あれそのものだ。

 

おいしい水でゆっくり茹でて(温泉)、

ハーブで蒸して(草蒸風呂)、

塩をもみ込んで(ミストサウナ)、

燻製して(サウナ)、

水で絞めて(水風呂)、

少し干して(外気浴)、

炭火でじっくり焼いて(岩盤浴)、

最後にフォームをつけたら(炭酸泉)、できあがり。

すっかりおいしくなって、家まで帰った。

食材としてのわたくし。なんだか見える世界が一変した。

皆様もぜひ。

 

☆アナログハイパーリンクな読書
温泉→『注文の多い料理店』宮沢賢治