2019/09/11

高畑勲展

「高畑勲展」を観に東京国立近代美術館へ。

高畑さんは尊敬する人。生き方が憧れ。クリエイターだけど研究者肌で。

学生時代に衝撃を受けて何度も観た映画について研究して本を書いて、後年、その映画の作者の詩のアンソロジーも作った。日本のアニメーションの起源を絵巻物に求めた。フランス文学を学んでフランス映画が好きで、フランスのアニメーションをたくさん日本に紹介した。こんな素晴らしい人生ってあるかな。

展示品のジオラマ

子どもの心を解放し生き生きさせるような本格的なアニメシリーズを作るためには、どうしなきゃいけないのかということを一生懸命考えた。
『高畑勲展――日本のアニメーションに遺したもの 』(東京国立近代美術館)

ハイジの、厚着していた上着を脱ぎ捨てて自由になっていくシーンは、心を解放させる過程であることに気づく。かぐや姫も一枚一枚着物を脱ぎ捨てて駆け抜けていく。私たちを束縛するものの象徴としての服。今でも。

『かぐや姫の物語』は、公開時の社会の雰囲気を覚えている。内容ばかりが議論されて、「線は非常に生き生きしたものを表現する力があるんじゃないか」それを実現するための途方もない挑戦については知らなかった。大きいスクリーンで見直したい。

スケッチがキーワードとなった『かぐや姫の物語』では作画における、線の途切れ・肥痩(ひそう)・塗り残しこそが重要だとされました。
『高畑勲展――日本のアニメーションに遺したもの 』(東京国立近代美術館)

「背後にあるものを感じられる線そのものの力」この言葉にわたしも力づけられた。

 

思わずいろいろ買ってしまった。

パパンダの指人形。かわいいかわいい。PCのデザインにマッチしている。

「こんにちは、おじょうさん。よいお宅ですね。特に竹やぶがイイ!」

パンちゃんのマグカップ。かわいすぎる。「おべんと、おべんとー」