2019/08/26

作品ができるまでがまだ半分 ヒーーー!

independentTOKYO出展に際し。

設営は限られた時間内で終了しなければならない。何があるかわからない。心配性の私には、設営は実に大きなハードルだ。

なるべく現場でやることは少なくして、前日までにできることはやってしまう。けがと作品汚損に気をつけ、また汚損した場合にも備えて、なんてやっていると、実に多くのことを想定しなければならない。万が一にも備えてシミュレーションをおこない作業工程をまとめ工具道具をそろえる。作品ができあがってもやるべきことは意外にたくさんある。

そんなことは十分わかっていたのに、やはり現場では思わぬことが起きた。それも3つも!

1つ、電動ドライバーの電源が入らない!

どうしても入らない。一瞬入ってもキュウウンと切れてしまう。古いからバッテリー寿命だったのか? 昨日は入ったのにぃ! キィイイィイ! こうなったら手動でやるしかない。壁が厚いと力が要る。薄いと荷重に耐えられない。骨の位置は現場でトントンと叩いてみるしかない。壁厚のベニヤ板の厚さは正確には判らないから、あとはカン。「わたし落ち着け、わたし落ち着け」とブツブツ言いながら、ぎゅーぎゅー木ねじをねじ込んだ。焦るから変な汗が出てくる。手が痛い。

それで家に帰ったら、どういうわけか電源が入った。接触の問題? それにしたって何度もトライしたのに。

そして2つ目、HPの略歴のページがいつのまにか全部消えている!

3つ目、あせって夜中作り直していたら、部屋の電灯が急に切れた!

電気関係がすべてトラブルに見舞われた会期前日だった。一体なんだったんだ。

空調の風で作品が浮き上がってしまうので、急遽現場でクリップの取り付け方を思いつき、それでやることにする。予備のクリップ、予備の木ねじが役に立った。これは見た目がスマートで、上部の吊り下げもこちらのほうがよさそうと発見がある。知人の作家にもこれはいいね、と褒められる、作家ならではの視点だなと思う。作品をどう見せるかも作家の仕事。

現場のとっさの対応力はわたしが最も不得意な分野。結果オーライで済んで本当にほっとした。

作業工程表と寸法図を貼って作業する。こういうことにも慣れてきたなと思う。