2019/07/07

半夏生

日本女子大学でショーン・タンスカイプトークイベントに参加したあと、知らない街を歩きたくなり、小さい道を冒険気分で歩いた。立派な門構えの家に行きあたった。鈴木三重吉邸だから「赤鳥庵」。なるほど、今日は児童文学づいている。

七夕の笹飾りに、私も短冊をつるさせてもらった。今の希望はこうなんだと自分で確認できた。


 

イベントの前半は、作品についての解説があり、その中で「ポストモダン以降の作品」というとらえ方が私の制作にも関係があるように思った。ショーンタンの「私の作品はどれも未完でどこかまだ手を加えることができる」という言葉も合わせて、大きな物語が失われたが物語は私たち自身が作りだせることを示している、という点で。

後半はいよいよオーストラリアのスタジオとつなぐ。ショーン・タンの語る中には、ジョージ・オーウェルの『動物農場』、クリス・ヴァン・オールズバーグ、レイ・ブラッドベリやコーマック・マッカーシーの近未来小説とともに、宮崎駿や村上春樹の名前が挙がり、それぞれ彼がどういった点に着目しているのかその理由も理解しやすいものだった。そういう文脈でとらえると、また作品理解が深まった。

タンは全体にユーモアに富んだ穏やかな人物であり、本人による講演は大変意味のあるものだった。スカイプは思った以上に本人がその場にいるような感じで、最後は互いに去りがたい感じがあった。

 

日本女子大学 正門

成瀬記念館

日本女子大学 成瀬記念講堂 窓のデザインかわいい。

 

 

目白庭園 立派な門 笹飾り

赤鳥庵

お庭 鯉と鴨がいる池

「半夏生」が白く化粧をしている。夏至から11日目から5日間を半夏生といい、今年の半夏生は7月2日(火)~7月6日(土)。ちょうどよかった。

万両にはなぜか惹かれる。

家のそばにこういう庭園があるといいのに。無料なのがいいなあ。

☆アナログハイパーリンクな読書

ショーン・タン→日本女子大学→目白庭園→鈴木三重吉