2019/07/03

山田守邸「蔦 珈琲店」

庭がいいなあと思った。角地に建っていて、角の庭を囲うようにL字に建物が建っている。庭の木が茂って、すぐ目の前が道だなんてわからないぐらい、落ち着く空間になっている。庭もそう大きくはないのに、高低差を活かして広く見える。大きなケヤキが枝を伸ばしている。

解放感はほしい、でも人の目がうっとおしい。入り口はきゅうっと閉じて、プライベートな裏庭は開放的に、というイギリス式に通じる。

庭石もすてきだった。実際よりも距離感があるように見せていて、うねった先が草木で隠れている。あの先は何があるんだろう、と、メイじゃなくたって思う。

雨ばかりで気が滅入るが、こういうときこそ窓から湿った風景を眺めたい。喫茶店の椅子は黄緑色の布カバーで、それも新緑の庭と合っていて、あ、ここは住みたい、と思った。

蔦珈琲店の入り口 山田邸の入り口とは異なる。

向かいの家とは近いはずなのに、気にならない庭。枝をのばしたケヤキ。

すてきな庭石。小さい人になってたどっていきたい。

あっ黄緑色のソファ撮り忘れた。すてきだったのになあ。いや、また行けばいい。