2019/04/17

食べちゃいたい版画

タダジュンと山本容子の個展を立て続けに観て、ああイイナア、とにかくイイとしか言葉が出てこない。

私には版画への憧れがあって、こういう良い作品を観たりすると、すごく魅せられてしまう。両方とも2回も行ってしまった。

ひとつひとつ、文字通り嘗めまわすように観る。見てるだけじゃだめだ、作品に没入したいと思う。どうにかしてこれを持って帰れないかと思う。作品を買うという意味ではない、このよいと思った感覚を、記憶をだ。このよい感じをそのまま保存して生きていきたい。もう食べちゃいたいと思う。撮影OKだったのでアホかというほど写真もバシャバシャ撮ったけど、写真に撮りたいというのはつまり自分のものにしたい、という欲だなと思う。

版画はでも制作するのに時間がかかる。私は、時間がかかるのが「面倒」で、「すぐに」できる制作がいいから、実際にやってみはしない。

けど、版画はイイなあ、いや版画がすべていいわけじゃないけど、版画はいい。

もっと、どういいのか表現できたらと思うけど、そんなことさえ浮かばないほど、夢中になった。

 

☆アナログハイパーリンクな読書

「タダジュン 銅版画展」(山陽堂)・「山本容子個展ー時の記憶ー」(ザ・ギンザ)→『BON VOYAGE』山本容子 個展では、この本の原画が展示されていた。使用画材も展示されていてそれもよかった。画材とかアトリエとか、なぜかとても興奮する。この色はあの絵の具を使っているのか! 自分もこれを使ったらできるんじゃないか!と思える。

『ルーカス』山本容子 作品にはオレンジ色の鼻の長い犬がいつも出てくる。ちょっといたずらっぽい表情で。この子は?と思ったら、彼は愛犬で、ルーカスと言う名前で、本も作ってやっている。