WS「コーヒー染めで物語の地図を描こう」

コーヒー染めで物語の舞台の地図を作るワークショップを行いました。

はじめに物語の地図を既存の児童文学で例示します。エルマーのぼうけん、くまのプーさん、ハリー・ポッター、ムーミン。みんなも思い出してみて。お話にはシーンがあって、どういうところで物語が進むか舞台ってあるよね。自分の書いた物語の舞台となった場所の地図を作ってみよう。

1)コーヒーを鍋で煮だします。沸騰したコーヒー液に紙を入れて、5分程度煮ると、いい感じに色が染まっています。いい匂いがしてきた! お鍋を使ったりお箸を使ったり、お料理みたい。

2)アイロンをかけたあとは、2度付け。こうするとシミができます。地図の地形になったり、古い秘密の文書っぽくなったり。

3)乾かしている間に、割り箸ペンを作る。鉛筆みたいに削るんだけど、削ったことあるかな? 練習してから、さあチャレンジ。カッターで削るのがちょっとむずかしかったけど、コツをつかんだ後はうまくできた!

4)自分で書いた物語の舞台について、割り箸ペンにインクをつけて紙に地図を描く。割り箸ペンはね、プロの画家も使う技法なんだよ、と話す。同じ技法で描かれた絵を見せると、「あ、このあたり、ガサガサして割り箸ペンっぽい」と絵を観る目も違ってきています。

どうだった?

「コーヒーとか割り箸とか身近なもので工作したのが楽しかった」「なんでコーヒーで染まるんだろうと思った」ふむふむ。理科の実験っぽかったかも。

できた物語の地図