2017/02/25

人と会う前は

こういうこと話そうとシミュレーションして、いくつもパターンを考えて練習をして、この話もしよう、あのことも言おう、これについて聞きたい、そう思って意気込んでいると、だいたい思っているのの十分の一ぐらいしか話せなくて、しかもなまじ練習してるものだから、文脈と関係ないところで断片を突如話し出したりして、思うようにいかない。会話は現場での感覚が反映されるものだから、そんなとき練習のしすぎは足を引っ張る、今の感覚を取り逃がす。と言って練習なくして、自分の伝えたいことを言うことはできないジレンマ。家に帰って、もう一度同じことが起きたら今度はこう言うんだ、とまたシミュレーションする。いつのなんのための練習か。

無性に悲しい、思うようにならないことばかり。今日はいろんなことがいっぱいあった、人と会ったり人の話を聞いたり、人からメールが来たりした日。

でもいい。人とのつきあいは、「少し会うのを何度も」というのを信条にしている。今日はめったに会えない人と初めて会ったので、きっといつもより欲張りになったんだろう。その割にちゃんと話せたほうだ、と文旦の皮を入れた足湯で自分を慰める。