2016/07/14

鏡で自分の姿を視る

スティーブ・ジョブズは毎朝鏡に映る自分に「もし今日が人生最後の日だとしても、今からやろうとしていたことをするだろうか」と問いかけた。
ホリエモンは刑務所の中で鏡で自分の顔が見られないことが大きな苦痛だったと言っている。
自分で自分の姿を視ること。

写真を撮ろうとして思うことは、これは私が見た景色だということだ。
写真を見せるとはどういうことだろうか。
他人に私の目になってほしいということだろうか。
他者になることはできないが、他者の目になることができる。

子どものころ、家にあった母の嫁入り道具の三面鏡に頭をつっこんで、お話しするのが好きだった。今でも。(そもそもがわたしが毎朝書く「ノート」はそれかもしれない。)
私が私に語りかけたり、私がだれか他の人に語りかけたり、私と他者が混在する体験。
私の目が私を見るとは、自分なのに他者の目になったような体験なんだろうか。
鏡を使った作品を作ろうとしている。

1年前に名前をテーマにした作品を作った。
名前、自分であること。

奥村雄樹は高橋尚愛に自分がなった映像を作っている。
ヴィト・アコンチの≪エアータイム≫という作品があるそうだ。
おまえと言ったりわたしと言ったりするとロザリンド・クラウスが言及しているらしい。作品も本も見てみたい。

☆アナログハイパーリンクな読書
ヴィト・アコンチ≪cennters≫→≪air time≫→ロザリンド・クラウス『オリジナリティと反復』←奥村雄樹「高橋尚愛は誰なのか:ダニエル・バウマンによるインタビュー」(「奥村雄樹による高橋尚愛」展)