(3)施設
スタジオのある天神山緑地は、だれでも無料で入れる札幌市の公園である。ちょうど桜が満開で花見に来た市民で大変にぎわっていた。
スタジオの建物は、20年ほど前にホテルとして建てられ迎賓館としても使われていた。しばらく使われなかったが2014年札幌市で開催された札幌国際芸術祭をきっかけに再整備され、AIRのスタジオ・拠点になっている。
スタジオの1階部分は開放されており、公園の休憩所として使われている。無料でだれでも利用できる共有スペースのほか、有料の交流スタジオもある。2階は作家・研究者専用の滞在スタジオであり、立ち入りは滞在者のみ。滞在スタジオ利用には申請が必要で審査がある。制作およびリサーチのためのスタジオであり、観光など宿泊目的には利用できない。またゲストを滞在スタジオに入れることはできない。
☆スタジオそばの郵便局の風景印(絵入り消印)にはスタジオの建物が描かれていた。
建物名は以前のものだが、この建物自体が地域を代表するものになっていることがわかる。