日仏の教室の絵 ~中之条への道(3)

 教室の壁に絵を描くといえば、こないだ日仏学院のフランコフォニーのお祭りに行ってきたんだけどね、ちらりと教室をのぞいたら、壁に絵が描いてあった。おっ!

 日仏はね、飯田橋の川沿いの桜を見ながら直進して、坂を上って敷地に入ったとたん、わぁ、急にここフランス! 1階の本屋さんはまさにフランスにある本屋さん! この感じだよね! わぁわぁわぁ! とコーフン気味で2階に上がる。メディアテークのWSに参加した。

 そこでさっきの教室の絵が『教室の中のアート』という本になっていることを知る。卒業生のアーティスト十数名がそれぞれ描いているという。前だったらこういうの全然興味なかったけど、今はナニナニ、と思う。はっきりとフランスっぽい、少なくとも日本っぽくないと思う。

 どうしてそう思うんだろう。色合い? 形? 何かが違う、そしてわたしたちは、気づかないけど日常的に日本っぽいところがあるんだろうな、と思う。異文化に触れると自分のことも考える。わたしの絵もどこか日本っぽいところがあるんだろうか。そんなこと考えたこともなかったけど。

☆今日のアナログハイパーリンクな読書
東京日仏学院→『教室の中のアート 〜フランス・モダンアートの16人〜』