話しことばと書いたことば

『偶然の装丁家』に佐々木幹郎の話しことばが出てきておどろいた。関西弁で「あかんで」。えー!こんなふうな人なの?! 印象がまったく違う。でもそうか、もともと大阪の人だったっけ。いつも「みすず」を読んでいて、すっかり嬬恋村のシジンと思っていたことに気づく。

トーク・イベントに行くと話しことばが聞けるのがいい。同時代に生きていることの喜び。ついでに、日本語で聞けることの喜びも。このところ、声にとても興味がある。声をずっと聴いていたいと思う。今日もトークイベントに行った。口癖とか、どんな服を着ているかも注目する。そういうすべてが「その人」だから。

本当にどうでもいい話だけど、顔が似ている人は、声が似ている。

☆今日のアナログハイパーリンクな読書
『旗を立てて生きる─「ハチロク世代」の働き方マニュフェスト (就職しないで生きるには21)』イケダハヤト→『偶然の装丁家 (就職しないで生きるには21)』矢萩多聞→『山小屋便り』佐々木幹郎