本や展示で近づきたい人

アーティストKさんがこのところスッゴク好きで、なんとか近づきたいと思って、関係する展覧会に行ったり、これがいいと言っていた本を取り寄せたりしている。でも、なぁ。近づける感じがしないよ。Kさんになりたい、というぐらい好きなんだけど、なぁ。本当に、そう思うのになぁ。少しは話せるかもしれないけど、と思える部分があるのがかえってつらかったり、一方でやっぱりと思い返したりする。Kさんみたいにちゃんとしたいなぁ。本人の作品をいつか観たい。あれ、周辺ばかりを徘徊しているのか、とヒナコサンは自分を滑稽に思う。作品評だけでむやみに好きになってるのは、まぁ一目ぼれみたいなものだ。私を好きになってくれるといいんだけど、いつか。私のような、積み上げる感じじゃなくてただ、というのもおもしろいね、と思ってくれるといいんだけどなぁ。

☆今日のアナログハイパーリンクな読書
アーティストKさん→ジュンパ・ラヒリ『見知らぬ場所』 多和田葉子『言葉と歩く日記』 『献灯使』